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英国の子ども貧困率20%超、富裕国で最高に=ユニセフ報告

ロイター / 2023年12月7日 12時22分

 12月6日、国連児童基金(ユニセフ)は、富裕国の子どもの貧困率について英国が最も高い水準だったとするリポートを発表した。写真はユニセフの看板。デンマークのコペンハーゲンで11月撮影(2023年 ロイター/Tom Little)

[ロンドン 6日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)は6日、富裕国の子どもの貧困率について英国が最も高い水準だったとするリポートを発表した。

リポートでは、欧州連合(EU)と経済協力開発機構(OECD)の39カ国を対象に子どもの貧困を調査。37位の英国を下回ったのはトルコとコロンビアのみだった。

それによると、英国における子どもの貧困率は2019─21年の平均で20.7%となり、12─14年から約20%上昇した。一方、最も改善したスロベニア、ポーランド、ラトビアは30%以上低下した。

ユニセフの英国支部責任者は「支援を拡大する諸国がある一方、英国は子どもと家族に対する手当を縮小し、貧困下で育つ子どもの増加を招いている」と指摘した。

英雇用年金局の広報担当者は「2010年と比較すると、絶対貧困者の数は子どもで40万人、全体で170万人減っている。しかし一部の家計がなお苦しんでいることは認識している」と説明した。

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