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ディズニー1─3月決算、ストリーミングが黒字化 通期予想引き上げ

ロイター / 2024年5月8日 1時21分

米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーが7日発表した第2・四半期(1─3月)決算は、ストリーミング・エンターテインメント部門が、予定より2期早く初の黒字を計上した。2017年12月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Lisa Richwine

[ロサンゼルス 7日 ロイター] - 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーが7日発表した第2・四半期(1─3月)決算は、ストリーミング・エンターテインメント部門が、予定より2期早く初の黒字を計上した。経営再建努力が実を結びつつあるとして通期1株利益見通しを引き上げた。

通期の調整後1株利益は25%増とし従来の20%増から引き上げた。テーマパーク事業の好調とストリーミング事業の回復が寄与するとした。

1─3月の1株利益は一部項目を除外した希薄化後で1.21ドル。LSEGが集計したアナリストのコンセンサス予想1.10ドルを上回った。売上高は221億ドルに増加し、アナリスト予想と一致した。

ディズニープラス、Huluを含む消費者直販エンターテインメント部門は営業損益が4700万ドルの黒字。ディズニープラスのサービスを2019年に開始して以降、ストリーミング事業は赤字が続き、ディズニーは9月までに黒字化させるとしていた。

ボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は、1─3月決算を踏まえ、事業が転換点を乗り越え新たな局面に入ったとの認識を示した。

ディズニーランドなどのテーマパークを含むエクスペリエンス部門の営業利益は前年比12%増の23億ドル。

伝統的なテレビ事業、ストリーミング、映画を含むエンターテイメント部門の営業利益は前年比72%増の7億8100万ドル。

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