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人質解放訴え数千人が抗議集会、イスラエル・ハマス戦闘から半年

ロイター / 2024年4月8日 7時43分

 イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始から半年となった4月7日、パレスチナ自治区ガザで現在も拘束されている約130人の人質の解放を求め、数千人がエルサレムの国会前で抗議集会に参加した。エルサレムの国会前で撮影(2024年 ロイター/Ronen Zvulun)

Dedi Hayun

[エルサレム 7日 ロイター] - イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始から半年となった7日、パレスチナ自治区ガザで現在も拘束されている約130人の人質の解放を求め、数千人がエルサレムの国会前で抗議集会に参加した。

人質解放や戦闘休止に向けた協議がこの日、エジプトで再開したが、過去の交渉が行き詰まり、拘束中に死亡する人質も出る中、一部の家族は慎重な見方を崩していない。

テルアビブから参加した39歳の女性は「世界が立ち上がって人質を取り戻す必要がある」とし、「政治や宗教を超えた人道的な問題だ」と訴えた。

一部の参加者はネタニヤフ首相に対し、人質を取り戻すためにさらに尽力するよう求めたが、多くの人は非政治的なメッセージにとどめた。

イスラエルのN12ニュースが7日に放送した調査によると、人質解放に向けて政府が十分な措置を講じているかとの問いに対し、56%が講じていない、39%が講じていると回答した。

政府に対する抗議活動はここ数週間で強まっており、ネタニヤフ氏がハマスとの合意を渋っているとの批判も一部で出ている。同氏は強く否定している。

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