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ガザ死者数、4割過小推計の恐れ 医療インフラ崩壊で=調査

ロイター / 2025年1月10日 15時31分

 イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘によるパレスチナ自治区ガザでの死者数について、パレスチナ当局の昨年半ばまでの集計が41%少なかった可能性が高いとする調査をロンドン大学などが9日発表した。写真は5日、ガザで撮影(2025年 ロイター/Dawoud Abu Alkas)

Maggie Fick

[ロンドン 9日 ロイター] - イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘によるパレスチナ自治区ガザでの死者数について、パレスチナ当局の昨年半ばまでの集計が41%少なかった可能性が高いとする調査をロンドン大学などが9日発表した。医療インフラの崩壊で正確ではない恐れがあるという。

医学誌ランセットに掲載されたロンドン大、イェール大などによる査読付きの調査は「捕獲再捕法」という統計手法を用いて、戦闘が始まった2023年10月から24年6月末までの空爆と地上戦による死者数を調査した。

その結果、死者数は推定6万4260人で、パレスチナ保健省の公式発表より約41%多かった。うち女性、子ども、65歳以上は59.1%だった。パレスチナ当局は4万6000人余りが死亡したとしている。

調査によると、パレスチナ保健省の電子死亡記録の管理能力は以前は信頼できるものだったが、病院やその他の医療施設へのイスラエルによる軍事作戦の下で悪化したという。

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