安川電、通期営業益予想を580億円に下方修正 米韓で投資停滞
ロイター / 2025年1月10日 17時3分
1月10日、安川電機は2025年2月期(国際会計基準)の連結営業利益予想を640億円から580億円(前年比12.4%減)に下方修正した。写真は同社のロゴ。2024年3月、パリ近郊で撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)
Ritsuko Shimizu
[東京 10日 ロイター] - 安川電機は10日、2025年2月期(国際会計基準)の連結営業利益予想を640億円から580億円(前年比12.4%減)に下方修正した。下方修正は今期2度目。韓国での半導体関連の設備投資の調整が影響したほか、米国大統領選挙に伴う設備投資の一時的な様子見により受注が想定を下回った。
半導体製造装置に組み込むサーボモーターなどモーションコントロール事業やロボット事業の見通しを引き下げた。
IBESがまとめたアナリスト17人のコンセンサス予想平均値は583億円で会社予想は同水準だった。
3―11月期は、売り上げ減少の影響を間接費抑制ではカバーしきれず、前年同期比26%の営業減益となった。モーションコントロール事業は前年同期比44%減益となっている。ロボット事業は、2%増収となったものの、生産稼働率の低下により13%減益となった。
ただ、純利益は、持分法適用関連会社の一部の株式譲渡により460億円、同30%増益になった。
足元の為替状況を考慮し、24年12月―25年2月期の平均為替レートは1ドル=145円を155円に、1ユーロ=155円を160円に、1元=20円を21.5円にそれぞれ変更した。通期業績における為替の影響は48億円の増益要因となっている。
この記事に関連するニュース
-
良品計画が通期上方修正、一転して営業増益に 中国含め売り上げ好調
ロイター / 2025年1月10日 17時2分
-
セブン&アイ、24年度中に低収益事業や資産の整理を完了へ
ロイター / 2025年1月9日 16時39分
-
遠隔画像診断システムにも注力:レオクランの医療機器・設備ソリューション事業を覗く
財経新聞 / 2024年12月22日 16時27分
-
高配当株ランキング~2025年相場での活躍期待が高い高配当利回り銘柄
トウシル / 2024年12月18日 16時0分
-
【資生堂】「中国人観光客の変化」がのしかかり、株価の年初来安値更新が続くが…今後注視すべき“もう1つの要素”とは
Finasee / 2024年12月16日 19時30分
ランキング
-
1ヤマハ発動機、27年ぶりに企業ロゴを刷新 デジタル活用を意識
レスポンス / 2025年1月10日 15時57分
-
2"7つの悪手"「中居正広氏の謝罪文」失敗の典型だ 反発は必然「危機管理の専門家」いなかったのか
東洋経済オンライン / 2025年1月10日 16時0分
-
3太陽光パネル大量廃棄2030年問題に挑む 強力接着剤を分離、再利用可能にする装置開発
産経ニュース / 2025年1月10日 11時0分
-
4アングル:ファーストリテ株、業績好調でも下げ突出 ちらつくウエート調整
ロイター / 2025年1月10日 17時7分
-
5長期金利、一時1.200% 13年8カ月ぶり高水準
共同通信 / 2025年1月10日 20時17分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください