サウジ、印ＧＩＦＴシティーに政府系ファンド事務所開設も

　９月１１日、サウジアラビアのハリド・ファリハ投資担当相（写真）は、インド・グジャラート州の国際金融テックシティー（ＧＩＦＴシティー）にサウジ政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド（ＰＩＦ）の事務所を開設する可能性があると明らかにした。写真はサウジアラビアのリヤドで２０２１年１２月撮影（２０２３年　ロイター／Ahmed Yosri）

Nidhi Verma　Shivangi Acharya

[ニューデリー １１日 ロイター] - サウジアラビアのハリド・ファリハ投資担当相は１１日、インド・グジャラート州の国際金融テックシティー（ＧＩＦＴシティー）にサウジ政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド（ＰＩＦ）の事務所を開設する可能性があると明らかにした。

ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の公式訪印に同行してデリーを訪れていたファリハ氏は、インドのゴヤル商工相の招請に応じて「事務所開設に取り組む」と述べた。

一方でゴヤル氏は、インド商工省がリヤドに投資促進事務所を開設することを提案したいと述べた。

皇太子の訪印中、両国は５０の多様な分野で初期契約に調印。２０１９年に皇太子が発表していた１０００億ドルの対インド投資に向け合同作業部会を設立することでも合意した。