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菅首相と西村再生相が相次ぎ謝罪、酒類巡る方針を撤回

ロイター / 2021年7月14日 10時54分

7月14日朝、菅義偉首相は、政府が酒類販売業者などに対し、酒類の提供を続ける飲食店との取引停止を依頼し、その後に撤回したことについて、「色々な方にご迷惑をおかけし申し訳ない」と陳謝した。写真は8日に都内で会見する首相。代表撮影(2021年 ロイター)

[東京 14日 ロイター] - 菅義偉首相と西村康稔経済再生相は14日、酒類の提供を続ける飲食店との取引停止を酒類販売業者に求めたことについて相次ぎ謝罪した。政府は方針を撤回、西村氏は衆議院内閣委員会の閉会中審査で「誤りだった」と述べたが、新型コロナウイルス対策を進めることが責務として辞職は否定した。

政府はコロナ対策の規制下で酒類提供を続ける飲食店への対応を巡り、取引金融機関から順守するよう働きかけてもらうことや、酒類販売業者に取引をやめるよう要請することを検討。与野党や飲食業界などから批判が噴出し、いずれも方針を撤回した。

菅首相は14日朝、官邸で記者団に対し、「色々な方にご迷惑をおかけし申し訳ない」と謝罪した。コロナ対策の担当者として8日夜の会見で方針を説明した西村再生相は閉会中審査に出席し、「事業者に不安を与えて申し訳なかった」と謝罪した。

西村氏は8日の会見で「関係省庁と擦り合わせをしている」と発言していたが、菅首相は「(関係閣僚で)具体的な議論はしていない」と記者団に説明した。西村氏の進退については「西村氏は感染拡大防止策で朝から夜まで頭がいっぱい」とし、「丁寧に説明していくことが大事」と語った。その上で「内閣として関係する方への迷惑を避け、みんなでしっかり対応すべき」と述べた。

西村氏も閉会中審査で進退を問われ「感染防止と経済回復が自らの責務」だとして辞職の可能性を否定した。西村氏は、コロナの感染を抑えるため「全力を挙げる」と強調した。

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