米住宅着工、6月は約4年ぶり高い伸び コロナ在宅勤務で郊外の需要増
ロイター / 2020年7月18日 1時54分
7月17日、米商務省が発表した6月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比17.3%増の118万6000戸と、2016年10月以来の高い伸びを記録した。新型コロナウイルス流行に伴う在宅勤務の浸透で、郊外や地方で住宅需要が高まっている。写真は2014年3月、米バージニア州で(2020年 ロイター/Larry Downing)
[ワシントン 17日 ロイター] - 米商務省が17日発表した6月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比17.3%増の118万6000戸と、2016年10月以来の高い伸びを記録した。新型コロナウイルス流行に伴う在宅勤務の浸透で、郊外や地方で住宅需要が高まっている。
市場予想は116万9000戸だった。
5月の住宅着工件数は101万1000戸に上方改定された。
しかし、2月に記録した水準を依然24%強下回っている。
6月の着工件数の内訳は、住宅市場の大半を占める一戸建て住宅が17.2%増の83万1000戸。中西部、南部、北東部で増加する一方、西部では減少した。
集合住宅の着工件数も17.5%増の35万5000戸。
6月の住宅着工許可件数は2.1%増の124万1000戸だった。
一戸建て住宅の着工許可件数が11.8%増の83万4000戸となる一方、集合住宅は13.4%減の40万7000戸となった。
ブリーン・キャピタルのシニア経済アドバイザー、コンラッド・デクアドロス氏は「コロナ禍による郊外への流出の流れが長期化すれば、これまでの集合住宅を巡るトレンドは反転する可能性がある」と述べた。
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