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英首相、イスラエル首相と電話会談 冷静な判断求める

ロイター / 2024年4月17日 9時11分

 4月16日、スナク英首相は、イスラエルのネタニヤフ首相との電話会談で、中東情勢の緊張の高まりは「誰の利益にもならない」と述べた。ロンドンで2023年3月撮影(2024年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 16日 ロイター] - スナク英首相は16日、イスラエルのネタニヤフ首相との電話会談で、中東情勢の緊張の高まりは「誰の利益にもならない」と述べた。

英首相官邸が発表した電話会談の要旨によると、スナク氏は事態の大幅な悪化は中東情勢の不安をさらに深めるだけだと強調した上で、「今は冷静な判断が求められる時だ」と言及した。

スナク英首相は15日、イランによるイスラエルへの報復攻撃を受けて、主要7カ国(G7)がイランに対する協調的措置に取り組んでいると議会で説明した。

今年のG7議長国を務めるイタリアは、イスラエルに敵対する個人に対する新たな制裁に前向きな姿勢を示している。

政府報道官は「(スナク)首相は、G7が結束した外交的な対応を調整していることを挙げ、イランは大きな誤算により国際的な孤立を深めていると述べた」と説明した。

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