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「AI使い米大統領選挙妨害」…ロシア政府系テレビ編集長らを制裁対象に追加、米政府が問題視

読売新聞 / 2024年9月5日 9時15分

ホワイトハウス

 【ワシントン=淵上隆悠】米政府は4日、11月の米大統領選に干渉したなどとして、露政府系テレビ「RT」の編集長ら10人と2団体を制裁対象に加えたと発表した。バイデン米政権は露政府による選挙妨害を問題視し、対策を強化する。

 米国内の資金凍結などの制裁が科されたのは、マルガリータ・シモニャン編集長らRTの関係者6人のほか、ハッカーグループを運営する露連邦保安局(FSB)元工作員と同僚2人。人工知能(AI)の技術を使ってインターネット上に偽情報を広めているとされる2組織とその関係者1人も対象となった。

 米財務省は声明で、これまでも露政府の支援を受けた組織が、生成AIを悪用した偽画像「ディープフェイク」などを使って米国の選挙に対する信頼を傷つけてきたと強調した。

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