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カルビー、創業の地・広島に19年ぶり新工場…芽や皮も無駄なく活用するシステム導入

読売新聞 / 2025年1月11日 13時33分

13日に操業を開始する「せとうち広島工場」(カルビー提供)

 広島で創業した菓子メーカー「カルビー」(東京都)は、広島市佐伯区の新工場「せとうち広島工場」を13日から稼働させる。鉄骨4階建て、延べ床面積約5万1000平方メートルと同社の国内工場では最大規模で、新設は19年ぶり。「ポテトチップス」や「Jagabee(じゃがビー)」などの商品を製造する。

 新工場では「じゃがいもを使い尽くすシステム」を導入する。製造過程で出るジャガイモの芽や皮などを発酵させて出たバイオガスから蒸気を生成。これを水に分解し、別のジャガイモの洗浄に活用する。また、焦げや割れが発生して商品にできなかった「半製品ロス」もバイオマス燃料にし、省エネや廃棄物削減につなげる。ほかにも製造ラインの自動化などを進める。

 担当者は「新しい技術を駆使してデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、創業の地から国内外に『新たなカルビー』を発信したい」と話した。

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