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行田タワーに通天閣から100万円…あの映画で対決きっかけに交流始まる「今後コラボイベントを」

読売新聞 / 2025年1月11日 10時31分

映画をきっかけに全国へのPRを図る行田タワー

 大阪のシンボル・通天閣(108メートル)から、埼玉県行田ぎょうだ市の展望塔「行田タワー」(59・65メートル)に昨年秋、100万円の寄付が寄せられた。2023年に公開されたコメディー映画で“対決”が描かれたのをきっかけに、「タワー仲間として交流を深めよう」とエールが送られた。

 二つのタワーを結びつけた映画は「んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」。ミサイルとして発射された通天閣を、行田タワーが迎撃するという奇想天外の場面が描かれた。

 通天閣を運営する通天閣観光(大阪市浪速区)の高井隆光社長(50)は、映画で行田タワーの存在を初めて知り、「知名度アップを図れる」と、全日本タワー協議会への加盟を勧めた。

 提案を受け、行田タワーは昨年6月、同協議会に加盟。これまで「展望室」と呼ばれていた施設名を、映画で使われた呼称に合わせて「行田タワー」とすることも決めた。タワーの側面に新名称を表示するため、地元の行田市がふるさと納税で看板設置費用の寄付を募ったところ、同9月に通天閣観光から企業版ふるさと納税で寄付があった。

 高井社長は「多くの人が訪れるランドマークとして、お互い地域を盛り上げていきたい」と述べ、行田市の行田こうだ邦子市長も「今後、コラボイベントなどを実施したい」と感謝していた。

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