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コメ価格49年ぶり上昇幅、昨年は27・7%高…オレンジジュースは29・3%高

読売新聞 / 2025年1月24日 11時7分

総務省

 総務省が24日発表した2024年平均の全国消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が107・9となり、前年比2・5%上昇した。上昇は3年連続で、上げ幅は23年の3・1%からやや鈍化した。ただ原材料費の高騰や円安を背景に、食料品中心に幅広く物価高が続いている。

 生鮮食品を除く522品目のうち、8割超の440品目が値上がりした。総務省の試算では、政府の電気・ガス代への補助金がなければ2・9%の上昇だった。

 品目別では「生鮮食品を除く食料」の上昇率が3・8%で、前年(8・2%)より縮小したものの引き続き高水準だった。特にコメ類が27・7%と49年ぶりの上昇幅を記録した。オレンジジュース(29・3%)、おにぎり(7・9%)、国産豚肉(4・5%)などの上昇も目立った。

 24年12月の生鮮食品を除く総合は前年同月比3・0%の上昇だった。上昇は40か月連続で、3%台は23年8月(3・1%)以来となる。政府の電気・ガス代の負担軽減策がいったん終了し、エネルギー関連が押し上げた。

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