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中国、WSJに追加措置を講じる可能性=外務省報道官

ロイター / 2020年2月20日 18時1分

<description role="descRole:caption"> 2月20日、中国外務省の耿爽報道官は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に対し追加の措置を講じる可能性があると警告した。写真は北京で2013年3月撮影(2020年 ロイター/Petar Kujundzic) </description>

[北京 20日 ロイター] - 中国外務省の耿爽報道官は20日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に対し追加の措置を講じる可能性があると警告した。

中国政府は前日、同国を「アジアの本質的な病人」と指摘したコラムを巡り謝罪を拒否したとして、WSJの3記者の記者資格を取り消したと表明。ポンペオ米国務長官は中国の決定を非難し、言論の自由を守るべきだと訴えた。

中国外務省の耿爽報道官は記者団に「我々には追加の措置を講じる権利がある」と発言。

WSJ発行人のウィリアム・ルイス氏は、国外退去命令が出た記者3人は問題のコラムとは全く関係がなく、WSJでは報道部門と論説部門を厳格に分離していると説明している。

ただ耿爽報道官は「(WSJの)構造上の分離には興味がない」とし「WSJというただ1つのメディアがあるだけだ。(WSJは)自らの言動に責任を持つ必要がある」と述べた。

同報道官は、具体的にどのような追加措置を講じる可能性があるかには言及しなかった。

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