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アイスランド中銀、金利据え置き 火山噴火リスク考慮

ロイター / 2023年11月22日 20時5分

アイスランド中央銀行は22日、政策金利を9.25%に据え置いた。物価が高騰するリスクはあるものの、火山が噴火する恐れがあり、経済への影響を巡る不透明感が強いとしている。7月の噴火、沿岸警備隊が撮影。(2023年 ロイター)

Louise Rasmussen

[コペンハーゲン 22日 ロイター] - アイスランド中央銀行は22日、政策金利を9.25%に据え置いた。

物価が高騰するリスクはあるものの、火山が噴火する恐れがあり、経済への影響を巡る不透明感が強いとしている。

同国のレイキャネス半島では火山性の地震が頻発。道路がひび割れたり、建物が損傷するなどの被害が出ており、今月4000人近くが避難している。

中銀は過去2年間の利上げがインフレ抑制効果を発揮しているものの、追加の引き締めが必要だとした上で「レイキャネス半島の地震活動の経済への影響を巡る不透明感のため、主要政策金利の据え置きを決定した」と表明した。

「火山が噴火した場合の経済的影響や政府の資金調達の必要性への影響を巡る不透明感は強く、国債利回りに相当な影響を与える可能性がある」との見方を示した。

「重要なインフラの近くで大規模な噴火が起きれば、甚大な被害に見舞われかねない。噴火が長引けば、経済も大きな影響を受ける」おそれを指摘。「観光、その他の輸出、公共部門の業務、為替レート、インフレ率に大きな影響が出る可能性がある」とした。

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