ブルガリアで夜行バスがガードレールに衝突・炎上、45人死亡

１１月２３日、ブルガリア当局によると、ブルガリア西部の高速道路を走行していた夜行バスが現地時間２３日未明にガードレールに衝突・炎上し、子ども１２人を含む少なくとも４５人が死亡した。乗客の大部分は北マケドニアからの観光客だった。写真は１１月２３日、事故現場で撮影（２０２１年　ロイター／Stoyan Nenov）

［ソフィア／スコピエ　２３日　ロイター］ - ブルガリア当局によると、ブルガリア西部の高速道路を走行していた夜行バスが現地時間２３日未明にガードレールに衝突・炎上し、子ども１２人を含む少なくとも４５人が死亡した。乗客の大部分は北マケドニアからの観光客だった。

事故は現地時間午前２時頃、ブルガリアの首都ソフィアの西約３０キロの地点のストルマ高速道路で発生。当局者は、バスが炎上したのはガードレールに衝突する前か後かの両方の可能性があり、事故原因は現時点では不明としている。

ブルガリア内務省は４５人の死亡が確認されたと発表。同国で過去最悪のバス事故となった。炎上するバスから７人が飛び降り、ソフィアのピロゴフ病院で治療を受けている。病院によると命に別状はない。

公表された乗客名簿には５１人の氏名が記載。大部分が北マケドニア出身者と見られる。一行はトルコのイスタンブールを週末にかけて訪れた後、北マケドニアの首都スコピエに戻る途中だった。