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独、24年成長率予想を若干上方修正 インフレ見通しは引き下げ

ロイター / 2024年4月25日 1時1分

ドイツは24日に発表した春季経済見通しで、今年の経済成長率見通しを従来の0.2%から0.3%に若干上方修正した。2018年7月撮影(2024年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[ベルリン 24日 ロイター] - ドイツは24日に発表した春季経済見通しで、今年の経済成長率見通しを従来の0.2%から0.3%に若干上方修正した。インフレ率見通しは0.4%ポイント引き下げた。リントナー財務相およびハーベック経済相は真の成長を達成するには構造改革が必要と述べた。

ハーベック経済相は、今年は時間の経過とともに「経済がわずかに回復し、弱い局面からゆっくりと抜け出しつつある兆候が見られる」と指摘。「こうした希望の兆しがあるにもかかわらず、私は依然としてビジネス拠点としてのドイツの構造的問題を懸念している」とし、「中長期的に高い成長を達成したいのであれば、構造的変化が必要だ」と語った。

一方、リントナー財務相は春季見通しは一定の安定化を示していると言及。「しかし、経済回復の緊急性は、短期的な要因にも影響される経済変動からではなく、潜在的な中期的成長の道筋から生じる」とした。

リントナー氏によると、潜在成長率は0.6%という。

ハーベック氏は物価が予想よりも急速に下落しているとし、今年のインフレ率見通しを前回予想の2.8%から2.4%に引き下げた。25年のインフレ率見通しは1.8%とした。

リントナー氏は「インフレ対策における大きな進歩は心強い」とし、政府の新規借り入れを制限する債務ブレーキは「インフレ抑制の効果があることが証明されている」とした。

コアインフレ率の見通しについては今年で2.8%、来年で1.9%とした。

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