イスラム国はイラクでなお危険な存在=駐イラク米大使
ロイター / 2024年3月25日 9時39分
駐イラク米国大使のアリナ・ロマノウスキ氏は、過激派組織「イスラム国」(IS)はイラクにおいてなお危険な存在であり、イラクに駐留する米主導の多国籍部隊はISの掃討を完了していないと述べた。写真はインタビューに応じる同氏。23日撮影(2024年 ロイター/Thaier Al-Sudani)
Timour Azhari
[バグダッド 24日 ロイター] - 駐イラク米国大使のアリナ・ロマノウスキ氏は、過激派組織「イスラム国」(IS)はイラクにおいてなお危険な存在であり、イラクに駐留する米主導の多国籍部隊はISの掃討を完了していないと述べた。バグダッドの在イラク米大使館で行ったインタビューでの発言。
スダニ首相などイラク政府高官は、ISはイラクでは既に危険なグループではなく、多国籍部隊は不要だと繰り返し主張しているが、IS傘下の組織は各地で襲撃を続けている。
ロマノウスキ氏は「IS(イスラム国)はここでは依然として危険な存在だ。かなり縮小したが、それにもかかわらずわれわれの作業は基本的に完了していない。われわれはイラク軍がISを打ち負かし続けることができるという確信を持ちたいと考えている」と述べた。
また22日に発生したモスクワ郊外の銃乱射事件でISが犯行声明を出したことについては、インタビュー後の声明で、「今回の出来事はISがどこにおいても打倒すべき共通のテロリストだということを改めて思い起こさせる」と述べた。
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