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英30年国債、シ団方式販売で過去最高利回り 流通市場軟化で

ロイター / 2024年4月25日 11時45分

 4月24日、英政府が、シンジケート団引き受け方式で売り出した30年国債の利回りは4.7818%と過去最高水準を記録した。写真は英ポンド紙幣。英マンチェスターで2016年3月撮影(2024 ロイター/Phil Noble)

David Milliken

[ロンドン 24日 ロイター] - 英政府が24日、シンジケート団引き受け方式で売り出した30年国債の利回りは4.7818%と過去最高水準を記録した。

流通市場で、根強い物価高のためイングランド銀行(中央銀行)が年内に複数回利下げする可能性が低下したとの見方が広がり、国債が売られて利回りが上昇したことが背景。指標の30年債利回りは4.806%と5カ月ぶりの高さになった。

債務管理庁(DMO)によると、シ団方式としては今回の利回りは2005年の開始以来で最も高く、表面利率3.75%の2053年10月償還債を0.0175%上回った。ただ昨年競争入札方式で売り出された一部国債の利回りよりは低かった。

販売総額67億5000万ポンド(84億ドル)に対して応募額は915億ポンドと、過去3番目の大きさだった。

購入分の91%は国内投資家が占めた。英長期債は年金基金や保険会社が最も有力な買い手となっている。

この日の30年債はDMOが年度内に計画している4回のシ団方式の通常国債売却の第一弾。

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