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欧州議会、新型コロナ対応基金を承認 空港の発着枠規制も緩和

ロイター / 2020年3月27日 8時38分

 欧州連合(EU)の欧州議会は26日、新型コロナウイルス感染拡大の域内経済への悪影響を和らげるための緊急対応基金を承認した。また、新型コロナで打撃を受けている航空会社に配慮し、空港の発着枠規制を一時的に緩和する案も可決した。ブリュッセルで撮影(2020年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル 26日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州議会は26日、新型コロナウイルス感染拡大の域内経済への悪影響を和らげるための緊急対応基金を承認した。また、新型コロナで打撃を受けている航空会社に配慮し、空港の発着枠規制を一時的に緩和する案も可決した。

承認された基金の規模は370億ユーロ(408億ドル)で、27加盟国の景気対策に使われる。法案にはまた、既存の自然災害対応基金を活用し、財政的に厳しい域内の公的保険サービスを支援することを可能にする規定も盛り込まれた。

空港の発着枠については、定期航空便の大半が運航されない場合に発着枠の利用権をはく奪するルールを一時棚上げする。

この日の採決は、新型コロナ感染拡大を防止するため、初めて遠隔で行われた。加盟国が相次ぎ都市や全土の封鎖を決めるなか、ブリュッセルの本会議場に現れたのは一握りの議員だけだった。

フォンデアライエン欧州委員長は議員らに対し「われわれの生活は一変し、街角は閑散となった。普通の生活が生命を守る戦いに変わった」と強調した。

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