テスラ、運転支援機能「ＦＳＤ」を1カ月無料提供へ 米顧客に

　３月２６日、米電気自動車大手テスラは米国の既存顧客と新規顧客に対し、運転支援機能「フルセルフドライビング（ＦＳＤ）」を１カ月間無料で提供する。写真はテスラのロゴ。米カリフォルニア州ロサンゼルスで２０２０年７月撮影（２０２４年　ロイター/Lucy Nicholson）

Hyunjoo Jin　Jyoti Narayan

[２６日 ロイター] - 米電気自動車大手テスラは米国の既存顧客と新規顧客に対し、運転支援機能「フルセルフドライビング（ＦＳＤ）」を１カ月間無料で提供する。

イーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）は２５日、Ｘ（旧ツイッター）に「ＦＳＤが搭載可能な全ての米国車は今週、１カ月間の無料利用が可能になる」と投稿した。

同社のウェブサイトによると、ＦＳＤは「モデルＸ」「モデルＳ」「モデルＹ」の新規販売に提供されている。

テスラの関係者が確認した電子メールによると、マスク氏は従業員に対し、新規購入者や整備済み車両の所有者にＦＳＤの実演を行うよう求めている。

テスラはＦＳＤを通常１万２０００ドルで提供している。