オデーサ州の港湾インフラにミサイル攻撃、1人死亡＝知事

[キーウ ２７日 ロイター] - ロシア軍は夜間にウクライナ南部オデーサ（オデッサ）の港湾インフラをミサイルで攻撃し、警備員１人が死亡し貨物ターミナルが被害を受けた。州知事が２７日明らかにした。

オデーサ州のキペル知事はロシア軍が黒海の潜水艦から巡航ミサイル「クラブ」を発射したと述べた。

ウクライナ空軍は２発のミサイルが発射されたが、撃ち落とすことができなかったと明らかにした。他の地域を攻撃するために発射された８機の無人機（ドローン）は撃墜したという。

ウクライナ南部軍司令部のフメニウク報道官はオデーサ州への攻撃について「敵は天候を利用した。発見を困難にするために雷と風の中で非常に低い高度でミサイルを発射した」と説明した。

防空網は特定の地域で強化されているが、さらに強力にする必要があると指摘した。