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モスクワ銃乱射にウクライナ関与との主張、「ばかげている」=米高官

ロイター / 2024年3月29日 1時37分

米ホワイトハウスは28日、モスクワ郊外のコンサートホールで22日発生した銃乱射事件にウクライナが関与しているとのロシアの主張を「ばかげている」と一蹴した。27日撮影(2024年 ロイター/Maxim Shemetov/File Photo)

[ワシントン 28日 ロイター] - 米ホワイトハウスは28日、モスクワ郊外のコンサートホールで22日発生した銃乱射事件にウクライナが関与しているとのロシアの主張を「ばかげている」と一蹴した。その上で「イスラム国」(IS)が「単独で責任を負う」ことは明らかとした。

ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は記者会見で、米国はロシア治安当局に対し、モスクワでの大規模な集会に対する過激派による攻撃について書面による警告を伝えたと指摘。「先週のモスクワでの恐ろしい攻撃についてISが単独で責任を負うことは十分に明らか」とし、「実際、米国はこのテロ攻撃の阻止に協力しようとしたし、ロシア大統領府(クレムリン)もそれを認識している」と述べた。

これに先立ち、ロシア連邦捜査委員会は同日、銃乱射事件の実行犯が「ウクライナの民族主義者」と関連している証拠を入手したと発表した。

カービー氏はロシアの発表について「ばかげており、プロパガンダだ」とした。

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