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失業率2月は2.6%に悪化、有効求人倍率1.26倍で0.01ポイント低下

ロイター / 2024年3月29日 8時54分

政府が29日発表した2月の雇用関連指標は、完全失業率が季節調整値で2.6%と、前月から0.2ポイント悪化した。有効求人倍率は1.26倍で前月から0.01ポイント低下した。写真は東京都内で2022年11月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Kentaro Sugiyama

[東京 29日 ロイター] - 政府が29日発表した2月の雇用関連指標は、完全失業率が季節調整値で2.6%と、前月から0.2ポイント悪化した。有効求人倍率は1.26倍で前月から0.01ポイント低下した。

完全失業率はロイターの事前予測調査で2.4%、有効求人倍率は1.27倍と見込まれていた。

総務省によると、2月の就業者数は季節調整値で6783万人と、前月に比べて22万人増加。完全失業者数は前月に比べて12万人増加し、182万人となった。

<高齢者層の求職増>

有効求人倍率は、仕事を探している求職者1人当たり企業から何件の求人があるかを示す。今月は有効求人数より有効求職者数の増加が大きかったため倍率が低下したが、両者が増加していることから労働市場は活発化しているとの見方もでき、「雇用情勢が大きく悪化しているとはとらえていない」(担当者)という。

厚生労働省によると、2月の有効求人数(季節調整値)は前月に比べて0.5%増となった。情報通信業や医療・福祉などの人手不足が求人増につながっている。一方、製造業では物価高によるコスト増を背景に求人を手控える動きもあるという。

有効求職者数(同)は1.0%増だった。物価高の中、年金収入だけでは生活が苦しいという高齢者層が求職を始めたとの報告があったという。

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