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「車内で刃物持った不審者が乗客を襲ったら」阪急バスと大阪府警が万博開催前にテロ対策訓練 

ABCニュース / 2025年1月10日 16時34分

 4月に開幕する大阪・関西万博を前にテロ対策を強化することなどを目的として、大阪府警とバス会社は10日、バスの車内で刃物を持った不審者が乗客らを襲ったという想定で緊急対応訓練を行いました。

 「110番の日」にあたる10日、大阪・茨木市の阪急バスの営業所にさまざまなバス事業者や大阪府警の関係者ら約60人が集まり、テロ対策訓練に取り組みました。

 訓練は、走行中のバスの車内で刃物を持った不審者が乗客を刃物で切りつけたという想定。

 車内で事件が起きたことを察知した運転手役はとっさに運転席のボタンを押し、指令所に緊急事態を知らせました。

 指令所からの通報を受けた警察はパトカーをバスに横付けして停止させました。

 その後も外に逃げた乗客を襲おうとしたところで犯人役は警察官に制圧されました。

 阪急バスによりますと、運転手が運転席のボタンを押すと、バスの前方と横にある行き先を示す電光掲示板に「緊急事態発生」と表示されるほか、指令所では緊急信号を受信して、バス車内の音声を聞いて状況を把握できる仕組みになっているということです。

 訓練ではほかに、警察が各バス事業者の担当者に身近にあるカバンなどを用いて刃物を持つ不審者に対応する方法などを指導していました。

 茨木署の高野龍輔地域課長は「大阪・関西万博でのテロなどの発生が懸念されるので、民間企業との連携を強化したい」と話していました。

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