新型コロナウイルス感染者 高齢者施設で増加

県全体の1週間の新型コロナウイルスの感染者とインフルエンザ患者の数はいずれも前の週からやや増えました。新型コロナの感染者は1医療機関あたり10人。特に高齢者施設で増えています。

県のまとめによりますと今月3日までの1週間に、調査した51の医療機関で確認された新型コロナの感染者は510人で、前の週から8パーセント増えました。感染者は1医療機関あたり10人となりました。特に由利本荘保健所管内で前の週の倍近くに増え、1医療機関あたり14.33人と保健所別で最も多くなっています。

10人以上、または利用者の半数以上の感染が確認される集団発生も増えています。前の週の倍以上の23件の報告があり、この冬、最も多くなりました。ほとんどが高齢者施設で17件、医療機関は3件です。新型コロナで入院している人も66人と大きく増えています。

インフルエンザの患者数は県全体で前の週からやや増え1医療機関あたり6.71人です。秋田市保健所管内に出されていた注意報は解除されましたが患者が急増した大仙保健所管内で新たに注意報が出されています。