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91歳、一人暮らし「終活はシンプルに」おひとりさまだからこその備えとは

オールアバウト / 2024年4月6日 21時20分

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91歳にしてX(旧Twitter)のフォロワー数が20万人を超える大崎博子さん。都営団地で一人暮らしを楽しむ大崎さんですが、91歳の大崎さんならではの“もしもの備え”や終活についてお聞きしました。

91歳、都営団地で一人暮らしをする大崎博子さん。X(旧Twitter)で発信する等身大のツイートが共感を呼び、現在フォロワー数は20万人を超えています。91歳とは思えないほど元気な大崎さんですが、高齢で一人暮らしだからこそ、もしも何かあった時のために、どんな備えをしているのでしょうか。

もしもの時は友人・知人が“LINE”で娘に連絡

――91歳を迎えられましたが、もしも何かあった場合のために備えていることはありますか?

大崎さん:以前はノートに友達の連絡先などを書いていたのですが、みんな80代で亡くなってしまって……。娘も結婚して、もうずっと外国に住んでいることもあって、ノートに書くことはやめました。

その代わり娘に、いま親しくしている友達とLINEでつながってもらってます。また、住んでいる団地の知人に合鍵を渡していて、私にもし何かあった場合は、すぐにLINEで娘に連絡してもらえるようにお願いしています。

娘も私が91歳なので、安否確認も兼ねてほぼ毎日、晩酌をしている時間にオンラインで電話をくれます。遠い場所にいても、こういった方法で連絡を取ることができるのも、日々SNSなどを使って、デジタルに慣れているからこそだと思います。

終活もシンプルに考える

――最近は、お葬式やお墓などをどうするか、生前に考える人も増えています。大崎さんは、どのように考えていますか?

大崎さん:お葬式は、派手にやらなくてもいいと思っています。いま付き合っている人は、みんなLINEでつながっているので、亡くなったら一斉に「母がお世話になりました。ありがとうございました」とメッセージを送ってほしいと、娘に言っています。実際、娘がどうやるかはわかりませんが、私はそれくらいで十分かなと思っています。

お墓については、もうずいぶん前に買ってあります。亡くなった後、自分が行く場所があると思うと、気持ち的にもスッキリするものです。

話をお聞きしたのは……大崎 博子(おおさき・ひろこ)さん

1932年、茨城県生まれ、2023年11月に91歳を迎え、現在も都営団地で一人暮らし。2011年からTwitter(現X)を始める。等身大の日々のツイートが共感を呼び、幅広い世代から多くの支持を集める。現在、Xのフォロワー数は20万人を超える。著書には『89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた(宝島社)』など。X:@hiroloosaki
(文:All About 編集部)

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