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【鎌倉の桜2024】お花見スポットはいつ満開? すでにかなり咲き進んでいる場所も(4/3現地確認)

オールアバウト / 2024年4月4日 13時20分

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2024年4月3日(水)、神奈川県鎌倉市の代表的な花見スポットに足を運び、桜の開花状況を現地確認。チェックしたのは建長寺、鶴岡八幡宮の源氏池、段葛(だんかずら)の3カ所。かなり咲き進んでいる場所もあった。今週末の花見計画の参考にしてほしい。

2024年も待ちに待ったお花見シーズンがやってきた。東京では3月29日(金)に開花宣言が出されたが、神奈川県の人気観光地、鎌倉の桜はいつ頃に満開を迎えそうだろうか。4月3日(水)、現地に足を運び、開花状況をチェックしてきた。

北鎌倉の建長寺の桜

まずは、JR横須賀線を北鎌倉駅で下車して、建長寺へ。建長寺は鎌倉五山第一位に列せられる鎌倉を代表する禅宗寺院。北鎌倉駅からは県道を鎌倉駅方面へ徒歩15分ほど。拝観受付と山門(三門)の間に、見事な桜並木がある。

まだ、それほど咲き進んでいないだろうと期待せずに足を運ぶと、予想に反し、山門前は咲き誇る桜の花で真っ白になっていた。8~9分咲きというところか。

「ここは、他所よりも開花が早いですからね」と受付の女性。地面を見ると、すでに散った花びらがちらほらと見られた。週末に向けて、強風が吹かないことを祈りたい。

鶴岡八幡宮の源氏池の桜

建長寺から県道をさらに7~8分ほど歩くと、鎌倉を代表する神社、鶴岡八幡宮の境内の森が見えてくる。境内にある源氏池、平家池のほとりは、桜の名所として知られている。

鶴岡八幡宮源氏池の桜(2024年4月3日撮影)
源氏池の桜は場所にもよるが、全体としては現在、4~5分咲きというところ。池の南側の木々が咲き進んでおり、週末には満開に近づくだろう。

鶴岡八幡宮参道「段葛」の桜

鶴岡八幡宮境内を南側(鎌倉駅側)に出ると、そこから海に向かって真っすぐに、鎌倉のメインストリート「若宮大路」が延びており、その中央に一段高く盛り土された「段葛(だんかずら)」と呼ばれる歩道がある。

段葛は鶴岡八幡宮の正式な参道で、鎌倉幕府を開いた源頼朝の夫人、政子(北条政子)の安産祈願のために築かれたと伝わる。

「段葛」の桜(2024年4月3日撮影)
この段葛の両側にも桜が植えられており、夜桜も楽しむことができる。2014~2016年にかけて、桜の植え替えが行われたため、まだ若木だが、本数が多く見応えは十分。場所にもよるが、ここも全体としては4~5分咲きというところだ。

今回チェックした場所のほか、鎌倉の桜の名所としては、円覚寺(北鎌倉駅から徒歩1分)、源氏山公園(鎌倉駅西口から徒歩30分)、長谷寺(江ノ電長谷駅から徒歩5分)、材木座の光明寺(鎌倉駅東口からバス9分。現在、本堂改修工事中)などがある。鎌倉の桜は今週末が最盛期となるだろう。ぜひ、好みの場所を見つけて、楽しんでほしい。

この記事の執筆者:森川 天喜 プロフィール
神奈川県観光協会理事、鎌倉ペンクラブ会員。旅行、鉄道、ホテル、都市開発など幅広いジャンルの取材記事を雑誌、オンライン問わず寄稿。メディア出演、連載多数。近著に『湘南モノレール50年の軌跡』(2023年5月 神奈川新聞社刊)。2023年10月~神奈川新聞ウェブ版にて「かながわ鉄道廃線紀行」連載。
(文:森川 天喜)

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