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249gの超軽量ジョガーズパンツも! 毎日着たい、パタゴニアの新作ウェア【自然と歴史の町・鎌倉ハイク】

CREA WEB / 2024年4月26日 11時0分

 すっかり春らしい陽気になり、「ハイクにでも行こうかな」なんてウキウキする季節がやってきました。

「それじゃあ、さっそく週末に!」と思い立ったら、まずはウェア選びからスタート。今季も各アウトドアブランドから新作アイテムが続々と登場していますが、山でも街でも活躍してくれそうな「パタゴニア」の新作ウェアは、一着持っておくと便利です。

 今回、CREAアンバサダーの佐藤由樹さんがパタゴニアの新作ウェアを着て鎌倉ハイクに行ってきました。そこで実際に着てみた感想、ウェアの機能性などを、ハイクの様子とともにお届けします。


ハイクに最適な、超軽量な多機能ウェア


自然豊かな寿福寺の風景にハイク気分が盛り上がる。

 鎌倉は、パワースポットとして有名な寺社や豊かな自然を楽しめる、人気ハイクエリアの一つ。市内にハイクルートはたくさんありますが、今回は桜の名所として知られる「源氏山」などを楽しむコースへ。

 パタゴニアといえば、ハードなアウトドアスポーツに対応する高機能アイテムを取り扱うブランド。今までのハイク用品は過酷なトレイルに適したものが多かったのですが、今年の春夏の製品では、本格的なアウトドアシーンだけでなく低山ハイクや日常のライフスタイルでも使用可能なウェアが新たに登場しています。

 この日着用したウェアもそのひとつ。まず驚くのが軽さで、プルオーバーの総量は94グラム。ふんわりとした着心地で、身軽に山歩きを楽しめます。


ウィメンズ・フーディニ・スタッシュ・1/2ジップ・プルオーバー(Wispy Green)19,800円(税込)/パタゴニア。サイドポケットは、小腹が空いたときのためにお菓子を入れておくのにもぴったり。この日は鎌倉名物の「クルミッ子」を!

 フードが付いていないことでより軽量に仕上げられていますが、必要な要素はしっかり完備。ポケットは両サイドに1つずつと胸ポケットの合計3つ。サイドポケットは携帯電話をラクラク収納できる大きさで、しっかりテープ留めも付いています。

 胸ポケットは物を入れるだけでなく、プルオーバーの収納も可能。クシュクシュっとポケットに本体を入れ込むと小さなポーチになり、リュックに入れてもかさばりません。


左胸にあるジッパー付きポケットにプルオーバーを入れ込む。

こんなに小さくなりました。フックが付いているので、リュックに引っ掛けておくことも可能。

 ジョガーズパンツは総量249グラムと、これまた軽い。ウエストバンドは締め付け感もなく快適です。

 ポケットは、フロントポケット2つ、腿にジッパー式ポケット2つ、右側にバックポケット1つと、5つも付いています。ポケットは深めに作られているので、携帯電話を入れておいても落ちにくい。


ウィメンズ・クアンダリー・ジョガーズ(Utility Blue)16,500円(税込)/パタゴニア

 それぞれの製品にカラーバリエーションがありますが、私はプルオーバーにWispy Green、ジョガーズパンツにUtility Blueをチョイス。淡いグリーンとブルーの爽やかな色合いが、さらに気分をアップしてくれます。

 それでは、JR鎌倉駅西口からまずは源氏山の入り口となる「寿福寺」を目指して、ハイクスタート!

閑静な神社を通り、源氏山公園へ


JR鎌倉駅西口から出発。

 JR鎌倉駅西口から歩くこと約10分、まずは寿福寺に到着しました。

 境内一帯は鮮やかな緑に包まれていて、参道は神秘的な雰囲気。思わず写真を撮りたくなる光景です。


寿福寺に到着。

門からまっすぐ伸びる参道。

 ここから境内裏手に回り、山道を通って山一帯に広がる「源氏山公園」に向かいます。

 竹林を抜けると、さっそく待ち受けていたのは急傾斜の細い道。階段状に整備されているものの、滑って転げ落ちないかドキドキ……。

 岩と岩の間を通り抜けると、すぐに歩きやすい遊歩道に出ました。スタート地点からアドベンチャー感満載です!


ジョガーズパンツは、ストレッチが効いていて登りやすい。

 訪れたこの日は、3月中旬。桜にはまだ早い時期でしたが、赤やピンクの椿の花がちらほらと咲いていました。

 豊かな自然に囲まれて歩いていると、澄んだ空気に思わず深呼吸したくなります。


園内各所で、椿の花が。

遊歩道のほとんどが、歩きやすく整備されている。

「山中は地上よりも寒いかな?」「もっと着込んで行ったほうがいいかな?」と思いつつ来てみれば、山中でも丁度いいくらい。ウェアがしっかり防寒・防風してくれています。

 ウェアはこれほど薄いのに、なぜ防寒力抜群なのか? その理由の一つは、生地の造りによるものだそう。

 パタゴニアといえば自然保護の取り組みに力を入れていることでも有名ですが、たとえばクアンダリー・ジョガーズの生地は廃魚網をリサイクルしたもの。廃魚網から高強度のナイロン糸を作り上げ、さらに高密度に織ることで、防風力や保温性の高い生地に仕上げているそうです。

 ちなみに今日着用したプルオーバーとジョガーズパンツはどちらも有機フッ素化合物(PFAS)不使用かつ耐久性撥水(DWR)加工済みのため、環境に配慮しつつも機能性は申し分なし。


フロントのジッパーは深めに作られているので、着脱しやすい。冬場にはインナーとしても機能を発揮してくれるので、1年中活用できる。

お花見やピクニックにぴったりな中央広場

 しばらく歩くと、源氏山公園内にある中央広場に到着しました。源氏山公園は源氏ゆかりの地であり、中央広場には源頼朝像があります。


中央広場にある源頼朝像。若い頃の姿をモチーフにしているそう。

 広場にはテーブルやベンチがあるので、ピクニックにもぴったり。周辺ではこどもたちが遊ぶ姿も見られました。

 この広場は桜の密集地になっていて、見ごろの時期には大勢の花見客が訪れるそうです。


空気が澄んでいて、気持ちいい。

 さて、少し休憩したら再度出発!

 広場を過ぎたあたりには「源氏山公園案内図」の看板があるのですが、ここがいろいろなトレイルの起点になっているようです。ここから北鎌倉駅方面や大仏殿方面にも行くこともできます。

 しかし今回は、縁結びの御利益で知られる「葛原岡神社」へ。


源氏山公園案内図で現在地をチェック。

 到着すると鳥居の横には、なんとも気になる大きな石が。

 この石は「魔去る石」といい、そばに用意されている盃を石に当てて割ると不運が去り、幸せを勝ち取ることができるそうです。

 私もチャレンジしてみましたが、石に当たっても盃が割れない。盃を拾い上げ、再度挑戦してみてもやっぱり割れない……。

 みなさんが挑戦するときは、不運が砕け散るよう思いっ切り盃を投げてくださいね。


初穂料として、盃一枚に100円を支払う。

 さてここから、ラストスポットとなる鎌倉三大緑地の一つ「台峯緑地」に向かいます。

 台峯緑地に行くには、一度民家が立ち並ぶエリアを通過します。歩いていると、途中でリスを発見! 鎌倉はリスが多く生息しているそう。

 民家の合間からひょっこり顔を出す、大きな富士山の姿も見られました。


鉄柱の先にリスが!

 台峯緑地に着くと、源氏山とはまた少し違うのどかな里山風景が広がります。

 ここでは地域の人々がボランティアで間伐や下草刈りなどの手入れを行っているそうで、散策路もきれいに整備されていました。


台峯緑地の入り口に到着。取り崩し開発予定地だったが、パタゴニアスタッフも参加した署名活動の実施など18年間に及ぶ緑地保全活動の結果、開発は取り消しに。

パタゴニアの八木康裕さんに案内してもらいながら散策。パタゴニアの社員の方々も、ボランティアで緑地の間伐作業などを行っている。

 入り口から少し歩くと、すぐに展望所に到着。ここが今回のハイクコースのゴールです!

 展望所は目の前が開けていて、見晴らし抜群。鎌倉の山々や町並みの眺望に癒やされます。


展望所は見晴らし抜群。丸太ベンチも。

 ここは高台にあるので少し風が強いのですが、さすが! このウェアは全然風を通しません。

 これほどの防寒力があるので、夏場は室内や電車内などのエアコンが効いた場所で寒いときに着るのにもよさそう。

 山から街でも使用可能なシルエットなので、いつでもさっと着られるよう、カバンに常備しておくのもいいかもしれません。

 耐久性はもともと高いのですが、パタゴニアではリペア部門もあるので、修理が必要になった場合も安心です。これからハイクに日常にと、どんどん活用していきたいです。


今回はハイクコースを案内していただいた、パタゴニアの八木康裕さん(写真左)と片桐星彦さん(写真右)。

パタゴニア

https://www.patagonia.jp/

パタゴニア ハイク・コレクション
https://www.patagonia.jp/hike/

文=佐藤由樹
撮影=深野未季

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