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今年65歳になります。現在働いて年金加入しています。このまま働き、厚生年金に加入しながら年金受給することはできますか?

オールアバウト / 2024年4月28日 20時30分

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年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は、厚生年金に加入しながら年金受給は可能かどうかについて、専門家が解説します。

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

今回は、厚生年金に加入しながら年金受給は可能かどうかについてです。

Q:今年65歳になります。厚生年金に加入して働きながら、年金受給することはできますか?

「今年65歳になります。現在働いて年金加入しています。このまま働き、厚生年金に加入しながら年金受給することはできますか?」(山野さん)

A:厚生年金に加入しながら年金を受給できます

60歳以降、老齢年金を受け取りながら、厚生年金に加入して働くことができます。厚生年金に加入しながら(働きながら)受け取る老齢厚生年金を在職老齢年金といいます。

60歳以降、老齢厚生年金をもらいながら厚生年金に加入して給与収入を得る場合、老齢厚生年金の基本月額(老齢厚生年金の報酬比例部分の月額)と、総報酬月額相当額(おおよその月収が目安)の合計が、月額50万円を超えると、老齢厚生年金受給額の一部もしくは全額が支給停止になります。

つまり、働きながら年金を受け取れますが、老齢厚生年金受給額と収入によって、老齢厚生年金受給額がカットになる可能性があります。年金カットにならないようにするには、基本月額+総報酬月額相当額が50万円を超えないように働き方を調整するとよいでしょう。老齢基礎年金は在職老齢年金の対象にはならず、全額支給されます。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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