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限定のレアグッズも販売! 誕生55周年記念『セサミストリート』の企画展

ananweb / 2024年4月1日 21時0分

限定のレアグッズも販売! 誕生55周年記念『セサミストリート』の企画展

1969年にアメリカ発の子供向けテレビ教育番組として制作された『セサミストリート』。ニューヨーク・マンハッタンにある架空の通りを舞台に、個性豊かなモンスターと様々な人間たちが繰り広げるこの番組は、子供たちに笑いと学びを届けている。放送開始以来、世界150以上の国と地域でオンエアされ、今では絵本やグッズ、新作アニメーションやYouTubeなども展開。現在でも各地に熱烈なファンを持つ長寿番組だ。

世界150か国以上で愛される長寿番組の世界観に浸る。

その誕生55周年を記念し、世界観と魅力を体感できる企画展「誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展」が始まった。会場では、放送開始当時の映像から最新の映像はもちろん、実物のパペット、普段見ることができない舞台裏や貴重な資料などを数多く織り込んだ体感型展覧会となっている。

展示は7つのテーマで構成。例えば、資料や写真、映像で歴史を振り返る「セサミストリートを識る」、番組音楽に注目した「セサミストリートを聴く」、パペットを動かす舞台裏にフォーカスを当てた「セサミストリートの裏側を覗く」のコーナーなど。なかでも注目は、日本初展示となるクッキーモンスターのキッチンカー。これはモンスターお料理隊であるクッキーモンスター&ゴンガーのパペットを乗せたキッチンカーが、特撮用街並み映像の中に登場した立体展示で、本展のアイコンともいえる存在だ。また、住民たちを名場面とともに紹介する「セサミストリートに出会う」では、生後13か月の赤ちゃん時代のかわいいベビーエルモのパペットも日本初展示。現在は3歳半とプロフィールで紹介されているから、これを見れば、キャラクターも番組の中で成長を遂げていることがよくわかるはずだ。

セサミストリートの住人たちは容姿も性格も様々。例えば2017年から番組に新キャラクターとして登場したジュリア。自閉症の特性がある女の子だ。彼女のパペットを操演しているのが、実際に自閉症の息子がいるステイシー・ゴードンであることも話題になった。番組は、様々なバックグラウンドを抱えたキャラクターたちが共存することで、人間とはそれぞれに違っていること、多様な人々からなる社会で、お互いを尊重して生きることの大切さを子供に伝えている。この番組がこれほど長く愛されているのは、そのメッセージが子供だけではなく、実は大人の心にも深く刺さるからかもしれない。

クッキーモンスターのキッチンカー 体感型展覧会の主役ともいえるのがクッキーモンスターのキッチンカー。これを受けてショップでは日本初となるオフィシャル移動物販車「セサミストリートトラック」にてオリジナルグッズも販売。

「セサミストリートを識る」のコーナーでは、キャラクターのスケッチやスタンプ、当時のプロダクトなど様々な資料や写真、映像からセサミストリートの歴史を振り返る。
左・スタンプ(切手)原版 1999年
右・ジュリアをデザインしたディレクターのクッキーモンスターのスケッチ/Louis Henry Mitchell

キャラクタードローイング複製画 看板キャラクター・エルモ。彼は当初は名前もない小さなモンスターだったが、’85年ごろから個性を発揮し始め今では世界的に愛される存在に。クッキーモンスターやビッグバードなど世代を超えてファンが多いキャラの往年の姿にも注目して。

会場内ではエルモやオスカーのぬいぐるみやマグカップをはじめ、多彩なキャラクターのグッズも販売。本展でしか入手できないレアアイテムも揃っているので要チェック。
Sesame Street(R) and associated characters, trademarks and design elements are owned and licensed by Sesame Workshop. ©2024 Sesame Workshop. All rights reserved.

Season15 1983‐1984年 制作スタッフ 1969年当時の番組制作者たちはテレビを通して子供を教育するアイデアを思いつく。これまでに1000以上の研究で番組が子供の識字率や計算能力、自己表現などに良い効果を与えた事実が示されている。

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展 松屋銀座 8階イベントスクエア 東京都中央区銀座3‐6‐1 開催中~4月8日(月)11時~20時(3/31、4/7は~19時30分、4/8は~17時。入場は閉場の30分前まで) 会期中無休 一般 1800円ほか 松屋銀座 TEL:03・3567・1211(大代表)

※『anan』2024年4月3日号より。文・山田貴美子

(by anan編集部)

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