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かわいすぎる姿に乗り気でなかった夫も撃沈…猫さまが引き取られた経緯とは

ananweb / 2024年4月21日 20時0分

かわいすぎる姿に乗り気でなかった夫も撃沈…猫さまが引き取られた経緯とは

フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第227回目はメインクーンのユーゴ(Ugo)さまの登場です。

フワフワなメインクーンの子猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.227
猫さまの話をもっと聞かせて!
ユーゴさまは生後半年の男性猫さま。



<ユーゴさまが語ります>
僕たち一家は南フランスにある50平米のアパートに住んでいます。キッチン付きの広いリビングルーム、美しいベッドルーム、バスルームがあります。でも残念ながらバルコニーはありません。

飼い主が仕事に出掛けて家にいない時は、たくさんのゲーム遊びをして過ごします。リビングルームは本物のおもちゃ屋さんのようです。おもちゃは家中どこにでもあります。窓に面したリビングルームの椅子から僕をからかうために来る鳥を凝視することもあります。飼い主が家にいるときは、朝食後に30分間遊びます。飼い主は僕を抱きしめることにも多くの時間を費やします。

まだ子猫なので、食事は『Royales canon』から出ているメインクーンの子猫専用のものをいただきます。今はまだこれしか食べていないのですが、もう少し大きくなったら記念日にはサーモンをくれるようです。その日が来るのが待ち遠しいです。

ご褒美は生クリームを少しだけ。子猫におすすめできないのはわかっていますが、とても気に入っています…。



<飼い主から見たユーゴさまとは>
私たちの子猫はウーゴと呼ばれていますが、本来ユーゴと発音することに注意してください。
私はメインクーン、特に赤いメインクーンが大好きで、子猫を引き取りたいと考えていました。しかし、猫は成長するとその鳴き声が堂々たるものなので、夫を説得するのは大変でした。あるサイトでブリーダーの広告を見つけて、小さなユーゴの写真を見てとても気に入りました。夫は、翌日彼に会うことに同意しました。私たちはマルセイユに行き(車で1時間30分)、ユーゴを見たとたん、私の夫でさえ数分以内でユーゴに悩殺されました。

ユーゴのお気に入りのおもちゃは、音の出る小さな黒いボールです。彼はその音を聞くとすぐに、転がすために走っていきます。彼は羽の付いた小さな釣り竿とトラのぬいぐるみももっていて、私たちが一緒に遊ぶ時に彼が大好きなおもちゃです。ユーゴはとても愛情深くて遊び好きです。彼は私たちと遊んだり、ひとりで遊んだりするのに多くの時間を費やし、たくさんの抱擁を必要とします。特技はゴロゴロ!! ゴロゴロマシンです。服を着る時も喉を鳴らします。そしてさらに面白いのは、彼が映画『ジュラシック・パーク』の恐竜(ディロフォサウルス)に似た小さな音を出すことです。彼はそんなことをして私たちをとても楽しませてくれます。

多くのメインクーンと同じように、彼はライオンに似ていると思います。魅力は小さな童顔です。義理の姉は猫が私に似ていると言いますが、よく言われるように、動物は飼い主に似るのです。私たちはふたりともソファで毛布をかぶって抱き合ったり昼寝したりするのが大好きなんです。今のところ、彼はきっと私のことが好きだと思います。彼はいつも私に対して一緒に寝たいとか、遊びたいと頼みます。私たちの絆が時間の経過とともに強まることを願っています。

生後3か月なので、彼との話はまだ少ないです。ユーゴは6匹兄妹で、フレンチメインクーンの母親とロシアンメインクーンの父親から産まれました。私たちが彼を迎えに行ったとき、彼は妹のアーベインと一緒にいました。最初は分離が少し大変でした。彼はよく鳴き、私たちは彼としばらく時間を過ごして最終的にはやっと落ち着いてきました。それ以来、すべてが非常に順調に進んでいます。

最も楽しいエピソードは、私が2日間仕事で家を不在にし、仕事から帰ってきた夜のことです。私が仕事で不在の間、夫が世話をしていました。職場は家から車で1時間のところにあるので、昼休みに家に帰れません。私はエクス・アン・プロヴァンスの近くにいる両親のところに滞在していました。2日ぶりに帰宅すると、ユーゴはニャーと鳴きながら走って来て、抱擁を求めたのです。かわいくて感動しました。彼はいつも私にたくさんの幸せと喜びを与えてくれます。彼と一緒に時間を過ごすのは本当に幸せです。彼と遊んでよく笑います。彼は本当に面白いです。

ーー子猫さまのメインクーンであってもすでに耳の毛並みは立派ですね。看護師をしている飼い主は仕事も忙しいので、家にいる時は存分に一緒に遊んでいるそうです。日々成長するユーゴさまは大人になるとどんな風貌になるのか楽しみです。


著者情報
松永学
猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!

取材、文・Manabu Matsunaga

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