女性でも楽しめる盆栽が大人気!色とりどりなミニ盆栽の楽しみ方
ANGIE / 2016年5月10日 21時0分
春の訪れを肌で感じながらも、日中の移動はオフィスへの行き帰りだけで、緑とふれあう機会が少ない人は多いでしょう。
自然は心を潤し元気にしてくれるもの。でも、忙しく毎日を過ごしているとその心地よさを忘れてしまいますよね。そんな人は自分だけの自然を家につくってみませんか? アメリカでも流行中の自然、それが「盆栽」です。盆栽を愛で、育てることでいつもの見慣れた部屋が日々の疲れを解消する癒しスポットになるかもしれませんよ。
「育てる楽しさ」「観る楽しさ」が味わえる盆栽
盆栽は樹木などを鉢に植え、その姿を身近において楽しむものです。盆栽はまさに「自然がぎゅっと詰まったもの」! ビルに囲まれた生活の中で気軽に自然を楽しむのにぴったりです。盆栽は木、花、実、葉などの種類から選ぶことができます。観るだけで心が落ち着いたり季節の変化を感じられたりするなど、盆栽で精神的な癒し効果を得ることができます。
最近、ミニ盆栽を育てている女性が増えています。水を与えたり、新枝を切るなど、手をかけることで盆栽そのものに愛着がわき、充実感を得られるよう。手入れは大変ですが、盆栽は日々成長するため、変化を感じとることで安らぎを得ているようです。
女性に大人気!ミニ盆栽の育て方
ミニ盆栽は自宅のベランダで簡単に育てることができます。どのように育てればいいのかをご紹介していきます。
【置き場所】
盆栽は日当たりがいい場所、風通しがいい場所を好みます。高温や乾燥に弱いので、ベランダに棚などを設置し、室外機の風が当たらない場所に置くようにしましょう。
【水やり】
水やりは一日1回、夏場は一日2回あげましょう。出勤前、帰宅後の習慣にするといいですね。
【肥料】
肥料を与える時期はは3月と9月が最もいいと言われています。夏場は根が弱ってしまうため、肥料を与えなくて大丈夫です!
【虫対策】
春から夏にかけては、病害虫の対策として殺虫剤をまくと安心です。ハンドスプレータイプも使えるので手軽に対処できます。
【植え替え】
盆栽も成長していくので「植え替え」作業も必要ですが、一般的には2~3年に一度でOKです。
【剪定】
気がついたタイミングで伸びすぎた枝や大きすぎる葉を切る剪定をおこないましょう。
中には「事情があってベランダで育てられない」という人もいますよね。室内で育てる場合、窓辺に近い日の当たる場所に置いてください。また、エアコンの風が当たる場所を避け、乾燥しないように湿度や温度に気を配りましょう。
ただ、盆栽は室内ではうまく育たないことが多いです。盆栽は季節の変化を感じとることで順応し、健やかに成長するからです。室内に置く場合は、なるべく外に出して、太陽の光を浴びさせてあげてください。
ミニ盆栽を選んでみよう!
サイズの小さなミニ盆栽にも花、実、葉などさまざまな種類があります。かわいらしい作品を通販サイトで気軽に購入できますので、自分が育ててみたいと思う一鉢を選んでみましょう!
【花を楽しむ】
Photo by 盆栽妙
「しだれ桜」はミニサイズの盆栽といえど、春になり満開になると迫力があります!
Photo by 伊勢盆栽
縁起がいいため贈り物にもされる「長寿梅」。かわいらしい赤い花は一年を通して楽しむことができるます。
【実を楽しむ】
Photo by 盆栽妙
春に花を咲かせ、そのまま実をつくる「さくらんぼ」。花と実が短い期間で続けて楽しめます。
Photo by 盆栽妙
ぶらさがったような実なりが楽しめるのは「りんご」。その愛らしさから盆栽の中でも人気なようです。
【葉を楽しむ】
Photo by 盆栽妙
一年中、緑が楽しめる「くろまつ」。ユーモアある出立ちにますます愛着がわきます。
Photo by 伊勢盆栽
日本の野山を感じることができる「ツルウメモドキ」は樹形がとても美しいですね。
本格的に「好き」になったら盆栽教室へ
「もっと盆栽のことが知りたい」「本格的に育ててみたい」という人は都内で開催されている盆栽教室に通ってみてはいかがでしょうか。
自由が丘にある「品品(sinajina)」では、基本的な土の作り方からお手入れの仕方など、盆栽の基礎を学べます。入会金などは必要なく、一回の授業で1つの作品をつくることができ、教室が気に入れば何度でも受講することが可能。作品はそのまま持ち帰ることができますよ!
また、さいたま市、大宮そごう、表参道で清香園が運営している「彩花盆栽教室」では、初心者向けの1日体験教室を開催中。長年培った専門知識を教えてもらうことができます。盆栽の魅力を多くの人に伝えるために開講される教室には現在生徒数が1300人! その9割は女性だそうです。
教室では盆栽のプロに話を聞くことができるので、疑問やお悩みも解消できます。気になる方はぜひ参加してみてくださいね。
いかがでしたか?
見た目でもキュンとするミニ盆栽で自分だけの自然をつくってみませんか? 味気ないコンクリートジャングルに囲まれた生活に、小さな盆栽が潤いを与えてくれるかもしれませんね。
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