【年をとるのが怖い…】まもなく40歳。もう結婚できないのでしょうか?
ANGIE / 2016年4月28日 23時29分
やっと春めいてきたロンドンからこんにちは! アラフォー・ゲイ男子のジュージーよ。
まず最初に、先日の熊本を中心とした地震の被災者の方々にお見舞い申し上げます。地震のまったくないイギリスで暮らしていると、地震の恐ろしさを忘れてしまいます。
それでも日頃から安全対策をしておくに越したことはありませんね。早く復興がなされるよう祈っております。
さて今回の相談ですが、バツイチ、アラフォーのB子さんからのご依頼。私と環境が似ているようだけど、どんな相談内容かしら?
【今回の相談】「もう再婚できないのでしょうか?」
私は40間近のバツイチですが、真剣に再婚したいと思っています。人と出会う機会が多いものの、真剣にお付き合いしたい人、結婚したい人になかなか出会えません。この人いいなと思って好きになる人と、本来の自分に合う人が「=(イコール)」にならないんです。
あと、歳のせいもあるのかバツイチだからなのか、変なプライドがあるせいなのか、「次回の結婚は絶対失敗しないんだ!」、「前回より幸せな結婚生活を送れる相手を探すんだ!」と思ってしまい、自然と結婚相手への条件が高くなっているのかもしれません。
私は再婚などできずにいやいや「おひとりさま」で暮らしていかねばならないのでしょうか? ジュージーさん、教えてください‼
貴女は何がしたいの?
あらあら、困ったわねぇ、再婚はしたいものの相手がいないと悩んでいらっしゃる。これからのまだまだ長い人生を一人で歩んでいくのかと思うと、気が滅入るわよね? 誰かに寄り添って暮らしていきたいと思うでしょうね。それはよくわかるわ。
でも端的に言えば、相手どうのこうのよりも、「貴女自身の問題」なのよ。きついこと言うかもしれないけれど、誰かが言わないといけないから私が言うわね。
前回の記事「上司との恋を諦めたくないのなら?」でも書いたけど、誰でも定期的に「リアリティー・チェック」をしないと駄目ね。今の自分の置かれている状況や、今の自分が欲するもの、必要とする事柄を再認識するところから始めましょうよ。
もういい歳だからとか、プライドがあるから妥協できないとか、なんか前提、必要最低条件が多くなりすぎてやしませんか?
アインシュタインはこう言っています。
「人生とは自転車を漕ぐことと一緒だ。バランス良く進むためにはこぎ続けるしかない」(筆者訳)と。
前の結婚生活のここが良くてここが悪かったと、振り返ることはできるでしょう。でも過去のことや未来のことは、今の自分がどうこうできるものではないじゃない?
若かった頃の自分と、今のアラフォーになった自分はまた違う人間だろうし、得たいものも変わっているはず。だからまず今の自分にとって何がベストなのかを見極めて、とにかく進むことが大事ね。
なぜ貴方は再婚したいの?
再婚して何を得たいの?
一人でいると不都合があるわけ?
一人だと目標や願望が成就できないの?
いろいろ自問して、本当に再婚に向けて焦ることが今の自分にとって最適な生き方なのかを考えてみて。
ライフイベントには、全部意味がある。
人はだれでも過ちを犯すもの。そしてそれを教訓、バネにして進んでいくのよね。でも結婚とか恋愛に、失敗とか成功とかがそもそもあるのかしら?
私は今の彼と10年付き合っているの。これを多くの人たちは「成功」と呼ぶのかもしれない。
元旦那とは8年の交際を経て入籍をし、最終的に離婚したわ。これを「失敗」だと他人は評価するかもしれない(詳しくはこの前の記事を読んでね)。
でも私にとってはどちらも「成功」なの。だってどちらからも得られるものがたくさんあったんですもの。
人生で起こるイベントには一つ一つに意味があって、何一つ無駄なものはないと私は強く信じているの。
それでも貴女は前回の結婚が失敗だったとおっしゃる。では具体的に何が失敗だったのか客観的にリストアップできる?
そしてそれらに対する解決策を見つけられた? 次の結婚に何を望んでいるのかを冷静に他人に説明できる?
自分のやりたいこと、次の結婚に望むものがクリアーであれば、自ずと理想の再婚相手に出会えるはずよ。でもその人が見つからないってことは、まだ自分の中で次のビジョンがはっきりと見えていないのでは?
あなた自身のアイデンティティーを持つこと
あなたから恋愛相談がきてから、私からの質問として、貴女の好きな音楽について聞いたわよね。前の旦那さんと結婚していたときは、旦那さんの好きな曲ばかりを聞いていたみたいね。カラオケで彼が好きな曲を歌って、喜ぶ彼が好きだったと。
好きな人の好きなものを、好きになるのはよくあること。私も高校時代には、初恋の男子が好きだったロックを毎日聞いてみたりしたものよ。別になんの感慨もわかないジャンルだったけど、それを楽しんでいる彼の姿が好きだったのよ。
でも今の貴女は何となく曲を流していて、取り立てて選んで聞いているわけではないそうね。
ごめんね、言わせてもらえば「自主性」が見られないの。私もそうだったから言えるんだけど、「旦那が好き=私も好き」って見えてしょうがないのよ。
だから喜ばせる対象がいなくなった途端にどうでも良くなってしまう。自分を喜ばせるよりも、他人にばかり気を使っている。そう感じちゃうんだけど、どうかしら?
私と旦那は、ほぼ全てにおいて趣味が合うの。でも音楽の趣味だけは、合わない部分が多くあるのよ。
私は旦那を愛しているけれど、彼の好きな音楽すべてを好きにはなれないし、自分が聞きたい音楽もある。だから私は躊躇なく彼に「うるさい! その音楽嫌いっ!」って言うし、自分だけイヤフォンをつけて聞くこともある。
彼が好きなことは彼がすれば良いし、私が妥協してそれに合わせる必要もないの。彼も私に強制的に嫌いな音楽を一緒に聞いてくれとは言わないし。それがアイデンティティーを尊重するってことじゃないかしら。
音楽で貴女の性格すべてを説明できるとは言わないけれど、「自分はこれが好き!」ってことを常に意識して生きるということが、アイデンティティー確立には不可欠なんじゃないかしら。
「自分らしさ」をきちんと理解すれば周りがよく見えるようになり、自然と進むべき方向性や、理想の相手となる人も見つかるのでは?
とにかく先の不可測なことに思い悩むよりも、まず今の自分を理解するところから始めてみて。頑張ってくださいね、応援してますから!
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