転職したい!でもどうすれば・・・海外で働くアラサー女子はどうしてるの?
ANGIE / 2016年5月8日 21時0分
会社に雇われている身分を捨ててフリーランスになったり、はたまた全く違う分野にキャリアチェンジしたり。働き方の選択肢が広がった今、その分仕事に関する悩みは尽きないですよね。住んでいる国を問わず、自分らしく働く方法を見つけたい!と悩む現代女性は多いもの。
そこで今回は、海外でキャリアチェンジ・転職し、自分らしい働き方を見つけた3人の女性に話を聞いてみました。ハッピーに働くための秘訣を探ってみましょう!
海外では女性もキャリアに積極的
男性に引けを取らないほど、自分のやりたいことに貪欲で、どんどんキャリアアップ&チェンジを図っている海外の女性たち。私が住むオーストラリアの例を見ても、過去10年で女性の雇用は増加しており、生涯仕事を続ける場合も珍しくありません。
オーストラリア政府が発表した2016年の「Gender workplace statistics at a glance」(職場の性別統計)によると、女性の雇用は全体の59.5%となっています。オーストラリアの会社のトップには女性も多く、会社運営を任されている人のうち39%は女性なのだそう。
もちろん、国によって働く環境が違うため一概には言えませんが、それでもオーストラリアの女性は、お金を稼ぐことと、自分のやりたいことのバランスをとるのが上手な印象を受けます。
会計士からインテリアデザイナーに転身したA(36歳・台湾人)
高収入を得られる手堅い職として会計士になったA。世界中に支社を持つ大手会計事務所に長年勤務し、それなりのポジションに就いていたものの、仕事内容に全く情熱を感じられず、ただ毎日を消化していくだけの日々。
そんな中、今までの人生で一度も自分のやりたいこと・好きなことにチャレンジしてこなかったことを後悔。「35歳になる前に現状を少しでも変えていたい!」という焦りから、33歳になったタイミングで、学生時代から興味のあったインテリアデザインの学校に週末だけ通い始めます。
「とにかく現状を変えたいという思いで、まずはインテリアデザインの学校、就職状況や一般的な給料などについてネットで情報を集めました。友人にインテリアデザイン業界で働いている知り合いを紹介してもらい、積極的にコネクション作りも。十分下調べをした上で、平日は今まで通り会社に通いながら、週末にインテリアデザインを学び始めました。
課題も多く、睡眠時間が少なくなり、友人との付き合いもかなり減ってしまいましたが、全く苦ではなく楽しかったですね。自分の好きなことが出来ている、これがキャリアチェンジにつながるかもしれない、と思うと徹夜で課題を追え、睡眠時間1~2時間ほどで朝出社するパワーもありました(笑)」
二年間の勉強を終えた後、小さなデザイン会社から仕事をオファーされたAは、見事に会計士からデザイナーとしての転職に成功。
「収入の面では、確かに会計士の頃よりも少なくなりました。でも、もともと派手に散在するタイプではないので、さほどマイナスには感じていません。それよりも仕事の充実感、満足感が大幅にUPしました」
会計士からデザイナーという全く違う分野に転職したA。働く上で、お金ももちろん大切な要素ですが、自分がパッションを感じられるものがないと長くは続けられないということですね。
妊娠して退社、夫の仕事を手伝うことに決めたB(37歳・日本人)
結婚するまでは、今の旦那様と同じ旅行関係のマーケティング会社で働いていたB。妊娠したのをきっかけに会社を辞めました。無事に出産し、そろそろ社会復帰を……と考え始めたものの、以前から「雇われる」身分に疑問を感じていました。
会社に在籍していた時から、将来は自分で旅行者向けのサービスを発信したい!と思い、さまざまな企画を考えていたB。そこでまずは、Bより前に会社を辞め長期滞在者向けシェアハウスの運営会社を設立した旦那様の事業を手伝うことに。
「会社の方針に従って、自分を押し殺して働くのが以前からストレスだった。独立し、自分のビジネスを立ち上げた旦那を見て、責任が全部自分に来るから大変そうだけど、イキイキしていて、自分もこんな風に働きたい! やるなら今がチャンスかも!と思ったのがきっかけです」
「今は日本人の顧客を中心に、お問い合わせから部屋の下見、実際入居されてからのお世話など全て一人で担当しています。私のアイディアで、今後は新しく留学部門も立ち上げる予定です。収入の面では、最初の数年は正直厳しいと思う時もありました。でも、上手くビジネスが回るようになったここ数年でスタッフも増え、ビジネスは順調です」
会社に所属して言われるままに働くよりも、自分ですべて責任を負いながら自由に仕事を作り上げるスタイルのほうが自分に合っていると確信。会社に雇われる側から、自分が雇う側に。責任やリスクも増えますが、その分、縛られることなく自分のアイディアを自由に形に出来るというやりがいもありますね。
会社で働くよりも、ノマドワーカーを選んだウェブ編集者のC(35歳・日本人)
元々キャリアウーマンタイプで、結婚後も会社でバリバリ働くことを希望していたC。現地メディア系会社に勤務し、外国人たちと肩を並べて働いていたCが、結婚&引っ越しをきっかけに退社。その後、以前から付き合いがあったウェブサイトの運営会社から編集者としての仕事をオファーされます。
「結婚して、今の職場から片道2時間弱のところに引っ越しちゃったから、正直もっと近場で仕事を探そうかなと思っていたところに、たまたま話をもらって。今はスカイプもあるし、仕事内容がウェブの編集・管理なので、自宅で出来るのが◎。
収入は減ったけれど、長時間かけて毎日通勤しなくてよくなったから、プラマイゼロかな。煩わしい社内の人間関係に気を使う必要がなくなったのは嬉しいけれど、たまに自分が社会から取り残されているような感覚も。家でじっと仕事していると行き詰まることもあるので、たまにカフェにパソコンを持ちこんで作業しています」
出社する必要がなく、ネット環境があればどこででも作業できる、いわゆる「ノマドワーカー」スタイルは、Cの性格にも合っていたよう。プラス面、マイナス面はあるようですが、スケジュール管理がしっかりしている人には向いてそうです。これからどんどん増えていく働き方かもしれませんね。
働くスタイルは今や、会社に勤めることだけではありません。自分が本当にハッピーになれる方法を見つけたいですよね。
上記の女性たちに共通するのは、みな事前にリサーチを行い、前職で下地やコネクションを作ってから行動したということ。もしキャリアチェンジやフリーランスを考えているなら、今からリサーチを始めてみてはどうでしょう。
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