実は栄養も◎!魅惑のエディブルフラワーレシピ
ANGIE / 2016年5月11日 18時30分
食べられるお花”エディブルフラワー”。美しさだけでなく、栄養もたっぷりあることをご存知ですか?
目で見て美しく! 食べて美しく! 魅力満点のエディブルフラワーについてご紹介します。
エディブルフラワーって?
「edible」とは「食べられる」という意味。つまり食用花のこと。和食では、よく食用菊などが使われますね。
食卓を美しく彩るエディブルフラワーは、料理の香り付けや見た目の美しさだけでなく、野菜と同じようにビタミンなども豊富なんです! 種類によっては、野菜よりも栄養価が高いものもあるのだとか。
エディブルフラワーの種類は100種類以上もあるとのことですが、その中でも入手しやすいエディブルフラワーの栄養価を見てみましょう。
例えばバラはビタミンCが豊富で、美白効果が期待できます。ナスタチウムは、ビタミンAがほうれん草の5倍! ビオラは繊維質が豊富で、βカロテンがトマトの4倍も!
美しいだけではなく、美肌にも効果ありのエディブルフラワー。その魅力の虜になりそうですね。
エディブルフラワーの盛り付け
エディブルフラワーを使った華やかな盛り付けをご紹介します。のせるだけのお手軽アイデアばかりだから、真似しやすいはず。
Photo by Pinterest
ボリジ、ナデシコ、ナスタチウムなど……。サラダの彩りに加えると、まるで春の野原のように! テーブル上も華やぐことでしょう。
Photo by Pinterest
魚だけだと、どうしても地味な見た目になりがちですよね。でも、ナスタチウムやローズマリーの花などのエディブルフラワーを添えればご覧の通り!
SNSにアップすれば、「いいね!」が増えるかも。
Photo by Pinterest
クッキーにビオラのエディブルフラワーをプラスすれば、友達へのサプライズプレゼントになりそう!
【レシピ】エディブルフラワーブランマンジェ
Photo by Sayaka Mikami
おもてなしにもぴったりの、エディブルフラワーブランマンジェをつくってみましょう。
《材料》
エディブルフラワー・・・適量
■ブランマンジェ
└アーモンド・・・130g
└水・・・400cc
└塩・・・少々
└アガベシロップ・・・10cc
└てんさい糖・・・60g
└生クリーム・・・50cc
└ゼラチン・・・5g
└アマレット・・・20cc
■ゼリー
└水・・・200cc
└てんさい糖・・・20g
└アガー(なければゼラチン)・・・4g
《作り方》
1 アーモンドミルクを作りましょう。アーモンドを水(分量外)に浸します。アーモンドが水を吸うのでミネラルウォーターを使って。
一晩置いたら、ザルにとりアーモンドを水で洗います。アーモンドと水400ccをミキサーに入れて攪拌。
ボウルにザルとキッチンペーパーを2枚重ねて、粉砕したアーモンドを漉します。漉したら塩とアガベシロップをよく混ぜて味を整えます。
この行程をする時間がない場合は、市販のアーモンドミルク400mlを使ってくださいね。
2 鍋に、1で作ったアーモンドミルク200ccとてんさい糖を入れてひと煮立ちさせて、ゼラチンを加えて混ぜて溶かし火を止めます。
その後アマレットを加え、鍋を氷水に浸けながら、とろみがつくまで混ぜながら冷やします。
3 生クリームをボウルに入れて6分立てに。
4 残りのアーモンドミルク200ccと2と3を合わせて、こし器で漉しながら容器に注いで冷蔵庫で冷やします。
5 透明のゼリーを作ります。てんさい糖とアガーを水気のない容器に入れて、よく混ぜ合わせましょう。
鍋に水を入れてだまにならないように、先ほどのてんさい糖とアガーをかき混ぜながら入れて加熱します。軽く沸騰したら火を止め、冷まします。
ゼラチンよりもアガーの方が、透明感があるためアガーを使いましたが、ない場合はゼラチンでもok!
6 固まった4の上にエディブルフラワーをのせ、漉し器で漉しながら5を注ぎ、冷蔵庫で冷やせばできあがり。
花の香りを閉じ込めて・・・「エディブルフラワーバター」
Photo by Sayaka Mikami
エディブルフラワーが余ってしまった……。 そんなときは、彩りのある「エディブルフラワーバター」にするのがおすすめです。
バケッドにお好みの野菜と、エディブルフラワーバターをトッピングして焼いたら、ブランチにもぴったり。冷凍保存も可能ですよ。
《材料》
エディブルフラワー・・・適量
バター・・・100g
レモン汁・・・10cc
塩・・・少々
《作り方》
1 エディブルフラワーを刻みます。バターは常温に戻しておいて。
2 刻んだエディブルフラワー、バター、レモン汁を混ぜて、ラップで丸く成形し、冷蔵庫で冷やします。
いかがでしたか? エディブルフラワーのある花生活を今日からはじめてみましょう。
※参考:農林水産省,『エディブルフラワー』久木倫子著
(トップ画像・レシピ制作:Sayaka Mikami)
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