【健康的に痩せよう!】1日何食が正解?ベストな食事の取り方
ANGIE / 2016年7月10日 17時0分
理想的な1日の食事回数って何回だと思いますか? ダイエットや健康に良いとされる食事回数について様々な情報が溢れているため、何が正解なのか分からないという方は多いのではないでしょうか。
実は、人によって食事回数を変える必要があります。それは生活リズムや体の状態(血糖値や消化力など)によって、ピッタリの食事回数が違うから。不健康なダイエットは長続きしないため、ダイエットしようと思うのならご自身の健康を保ってくれる食事回数を見つけることが大切です。
そこで今回は、タイプ別にピッタリの食事回数をご紹介します。
1日3食
向いている方
幼い頃から1日3食の食習慣が乱れたことのない方。昼型生活の方(夜型だった時期がない、短い)。
食べるべき時間帯
朝、昼、晩と規則正しく食べる。
食べるべき食材
主菜(肉、魚、卵、大豆など)、副菜(野菜類、海藻類など)、汁物をバランス良く。主食は少なめでもOK。
注意点
お腹が空いていないときは、食事の時間だからといって無理に食べないこと。
長年このスタイルを保ってきて、特に問題がないのであれば変える必要はありません。生活リズムや健康状態によってこの方法が合わなくなった人が、健康やダイエットに良いからという理由で無理に行うのはNG。ですが、1日3食が習慣づいている人はやはり健康である場合が多いです。最もオーソドックスな食事回数であるため、周囲の人とも合わせやすくて良いかもしれませんね。食欲も安定しやすい方法です。
ただ食事の時間だからといって、お腹が空いていないのに食べるのは止めましょう。習慣より体の状態を大切にしてくださいね。
小分けに6~10食/日
向いている方
1度にたくさん食べられない方、すぐにお腹が空く方、日中眠くなったりイライラしやすい方。
食べるべき時間帯
2~3時間おきに食べる。
食べるべき食材
低糖質、低GI値な食材。たんぱく質原となるもの。(例:肉、魚、卵、チーズ、ナッツ、アボカドなど)。
注意点
小分けにすることで、食べる総量が増えてしまわないよう調節する。お米やパンなど炭水化物を摂りすぎない。
ダイエットに効果的だと流行したこの食事法。なぜダイエットに良いかご存知ですか? 食事をする(糖を摂る)ことで血糖値が上がると、それを下げる働きを持つインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは余った糖を脂肪細胞に運ぶことで血糖値を下げるので、インスリンの大量分泌は肥満の原因となるのです。小分けにして食事回数を増やすことで血糖値が安定し、インスリンの分泌量を抑えることが出来るので、ダイエットに有効なのです。
特にこの食事法をおすすめしたいのが、日中眠くなったりイライラしやすい方。そういう方は、低血糖状態(血中のブトウ糖濃度が低い状態)になりやすい可能性があるからです。インスリンによって眠気やダルさを、下がりすぎた血糖値を上げるため分泌されるアドレナリンによってイライラを招いているのかもしれません。
一度の食事量を減らして食事回数を増やすことで血糖値が安定するので、不快な症状の改善が期待できます。
また、このような症状を引き起こす原因のひとつとして、糖の摂り過ぎが挙げられます。糖を多く含む食品は控えめにすることをおすすめします。
1日1食
向いている方
すぐ胃もたれする、便通が良くないなど、胃腸が強くない方。ダイエットや食事制限でストレスを感じやすい方。
食べるべき時間帯
ゆっくり食事を楽しめる時間帯なら何時でもOK。
食べるべき食材
好きなものを満足いくまで食べてOK。
注意点
罪悪感を持たず食事を楽しむ。
食事回数を減らすことにより、胃腸が休まるので体への負担がぐんと減ります。食事を1日1回にするとはいっても、小腹が空けばナッツやチーズ、チョコレート(カカオ70%以上が理想的)など、お腹にたまらないものなら間食しても構いません。空腹の時間を設ける健康法や、1日1食という食事法を推奨されている医師も多数おられます。
例えば、藤野 武彦さんの『ブックスダイエット―疲れた脳をいやす』では、1日1快食という方法を推奨されています。上述したポイントなどはこちらを参考にさせていただきました。
1日3食が健康的だという概念が根付いている方は多いでしょうし、初めは抵抗があるかもしれません。もし胃がなんとなく重い、ダイエットに効果的な食事を3回も考えるのが苦痛、空腹を感じる前に習慣で食事していることが多いという方は、一度試してみてください。ストレスや倦怠感から解放されるかもしれません。
自分に合うかどうかを見分けるポイントは2つ。
1. 体が軽く、元気になったように感じる。
2. ストレスを感じない、我慢や無理をしなくても続けられる。
上記を満たしている食事回数なら、あなたに合うということ。正解はひとつではなく、人それぞれ違うのです。ぜひご自身にピッタリの食事回数を見つけてくださいね。
参考:『ブックスダイエット―疲れた脳をいやす』藤野 武彦/書肆侃侃房
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