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ジブリパーク新エリア「魔女の谷」でハウルの部屋に入れる!? グーチョキパン屋で舌鼓も♪【フォトレポ】

アニメ!アニメ! / 2024年3月4日 17時0分

スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」内に、新エリア「魔女の谷」が誕生。2024年3月16日より開園となります。


ジブリパークは、愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にある、スタジオジブリの世界を表現した公園。昨年11月1日にオープンし、すでに「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」の4つのエリアが存在。そしてこの度「魔女の谷」が加わり、もっと多くのジブリ作品の世界を楽しめるようになりました。


新設された「魔女の谷」は、“魔女”が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風のエリア。多くのファンから愛されている『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』『アーヤと魔女』などの作品にまつわるエリアということで、情報発表時から大きな話題となっていました。


アニメ!アニメ!では、一般公開前に「魔女の谷」へ潜入! 広大なエリア内に見どころ満載となっていたので、皆さんが来園した際に見逃してしまわないよう、以下にて紹介したいと思います。


@editoranimeanime 本当にここは愛知県? ヨーロッパの街並みが広がるジブリパーク新エリア「魔女の谷」へ潜入してみた! ついに2024年3月16日より新エリアがオープンします 劇中ではみられなかった、細部までこだわった展示ばかり! ジブリ好きはぜひ現地で体験してみてください愛知県長久手市茨ヶ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内 平日10:00~17:00 土日・休日9:00~17:00 (休園日:火曜(休日の場合は翌平日)、年末年始他 行ってみたい人は保存してね #ジブリパーク #ジブリ大好き #魔女の宅急便 #ハウルの動く城 #アーヤと魔女 #君たちはどう生きるか #名古屋観光 Ghibli-style nostalgic waltz - MaSssuguMusic

■日本じゃないみたい!ヨーロッパの街並みをイメージした「魔女の谷」



ジブリ作品の中では『ハウルの動く城』が一番好きな筆者。楽しみすぎて昨晩は一睡もできず、「せっかくなら……」とDVDで作品をおさらいし、名古屋行きの新幹線に乗りました。


ジブリパークに着き、入り口にある『天空の城ラピュタ』の世界のモデルとなった、19世紀末の空想科学世界をもとにデザインされた「エレベーター塔」を使って公園内に入ると……あっ!


見えました! ハウルの城です!


ワクワクが止まらない足で「魔女の谷」へ向かうと、迎えてくれたのは『アーヤと魔女』に登場する魔女ベラ・ヤーガをイメージしたオブジェ。大きな口を開けて私たちを快く(?)「魔女の谷」へと迎え入れてくれます。


さらにその先にある門をくぐると、広がるのはヨーロッパをイメージした街並み。本当にここは愛知県? 日本じゃないみたい!


■『アーヤと魔女』アーヤの寝室がかわいい!ベラ・ヤーガの鍋の中身は…?




エリアに入って最初に目につくのは、「魔女の家」。『アーヤと魔女』の主人公・アーヤが引き取られた家で、魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室、図書室、バスルーム、キッチンなどが再現されています。


アーヤの部屋はピンクと黄色の壁紙を基調とした部屋で、パッチワークのお布団がかわいい~!


乱雑な図書室、また作業部屋も劇中そのまま。片付けが苦手なベラ・ヤーガらしく、作業机の散らかり具合は凄まじいもの。しかし、それが妖しさを増幅させ、ミステリアスな雰囲気を漂わせています。


作業部屋の奥には魔法の材料を調合する大鍋があるのですが、劇中では鍋の中身は描かれていませんでしたよね。ここでは、劇中で描かれなかった鍋の中身も再現。おどろおどろしくもどこか神秘的な鍋の中身を、ぜひチェックしてみてください!


■『ハウルの動く城』ソフィーが切り盛りする帽子店!キャンディーやクッキーも販売




「魔女の家」を出て次に現れるのは、「ハッター帽子店」。『ハウルの動く城』の主人公・ソフィーが切り盛りする帽子店です。


帽子店なので帽子を売っている……かと思いきや、帽子に加えてオリジナルキャンディーやクッキー、キーホルダーなどを販売。いろいろな味のするキャンディー、帽子の形をしたクッキー、また劇中でソフィーやハウルが被っていた帽子が売っていて、全部欲しくなること間違いなし!


先行公開中はグッズの購入はできなかったのですが、もし購入できたら私はここでいくら使っていたかわかりません……。


なお、エリア内には「13人の魔女団」というグッズショップも。そこにもかわいいグッズが満載で、店員さんと「お財布に痛いエリアですね」とお話ししました。


「ハッター帽子店」はショップだけでなく、中庭から建物の奥に進むと、ソフィーが帽子を製作する作業場をのぞくことができます。


2階に上がると、魔女や魔法にまつわる書籍が揃う本屋「魔女の本棚」が。『魔女の宅急便』はもちろん、『魔女図鑑』なども! うわ~、懐かしい! 小学校の頃、これを読んで頑張って魔女になろうとしていたのは私だけじゃないはず……!


■『魔女の宅急便』グーチョキパン屋のパンが実際に買える!




「ハッター帽子店」のお隣にあるのが、「グーチョキパン屋」。『魔女の宅急便』の主人公・キキと黒猫ジジが暮らしたパン屋です。


ここは、その名の通りパン屋さん。カヌレやメロンパン、クロワッサン、名古屋といえばのあんバターパンまで、たくさんのパンが売っています。


2階には、キキやジジが寝泊まりした屋根裏部屋もありました。


ちなみに、お店の前にはジジたちのオブジェが。
こ、この並びは劇中の最後に登場したあのシーン……! 


■オキノ一家の生活が手に取るようにわかる!「オキノ邸」




店を出てエリアの奥に進むと、キキが魔女の修行に旅立つ前まで過ごした「オキノ邸」もあります。


キキの母・コキリが薬を作っている魔女の店は、薬草などの草花が天井から床までズラリと並んでいます。まるでお花屋さんのような空間です。客間や居間、台所もキレイに片付いており、同じ魔女でもベラ・ヤーガとの違いが見えますね(笑)。


2階にはキキの部屋や、魔女を研究している父親の書斎があり、オキノ一家の生活を垣間見ることができます。特に、13歳の女の子らしさがこれでもかと詰まっているキキの部屋。劇中、真っ黒の魔女服を着るのを嫌がっていたキキ。オシャレに興味を示し始めた年齢だからこそ、クローゼットにはカラフルでかわいいフリフリの服が並んでいます。


それはタンスの中も同様。ハンカチや羽織もの、さらにはインナーパンツまで! 勉強机の引き出しにも色とりどりの鉛筆やレターセットが入っていて、キキの生活どころか、彼女の人となりまで感じられるものとなっていました。


■まさかハウルの部屋に入れるなんて(感涙)!完璧すぎる再現度




さぁ、いよいよ私が一番行ってみたかった場所「ハウルの城」へと入っていきましょう!


『ハウルの動く城』に登場する、生き物のような形をした存在感のある城(高さ約20m)です。近くで見るとこの迫力!


しかも1時間に数回、城の一部が動いて煙を吐きます。まるで本当に移動するかのよう……! 


中に入ると、劇中そのままの空間が目の前に。左側にはカルシファーの炉、その奥にはソフィーのベッドが。麦わら帽子と杖もありました。


そして右側の机には……これこれ! 映画を観た人全員が「食べたい!」と思ったこと間違いなしの朝食。分厚いベーコンに目玉焼きが2つ、パンにチーズ……はぁ、マルクルのようにかぶりつきたい!


ちなみに、入り口のドアノブを回すと4色円盤も回転し、窓の風景が変わるという仕組みも。


2階には、ハウルの寝室やハウルの衣裳部屋、ハウルのアトリエのほか、浴室やマルクルの部屋が。まさか生きているうちにハウルの部屋を見ることができるなんて(涙)。ハウルの部屋は魔女除けのまじないのかかったガラクタだらけ、お風呂は汚い……でも衣裳部屋はキチンとしているなど、自分の美醜にこだわるハウルらしさが伺えました。



■メリーゴーランド、フライングマシンなど展示以外の楽しみも



「魔女の谷」には展示以外の楽しみも。


「メリーゴーランド」には、『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』『もののけ姫』といった作品に登場する乗り物や動物・キャラクターをモチーフに装飾。ヤックルや山犬、荒地の魔女が担がれていた輿やほうきも……どれに乗るか選ぶのも迷っちゃいます。乗り物を見ているだけでも楽しくなります。


屋根には『ハウルの動く城』のハウルとソフィーの装飾があり、乗車中は特別にアレンジされた同作品の背景音楽「人生のメリーゴーランド」が流れます。


「フライングマシン」は、『天空の城ラピュタ』の世界がモチーフ。フライングマシンの中心には、ラピュタとタイガーモス号があります。空を飛んでる気分で魔女の谷を眺めるのは気持ちよさそうです。


「飛行機乗りの塔」は、『天空の城ラピュタ』のパズーや『魔女の宅急便』のトンボのような空を飛ぶことに憧れる少年の家をイメージした子ども向けの遊び場。天井を見上げると、オーニソプター(羽ばたき式飛行機)が。1階から2階へは遊戯施設のように上がることができます。


「時計塔」は、登ると「ハウルの城」を一望することができます。


■かわいい「ネコの手ドッグ」で腹ごしらえ♪



もう……「魔女の谷」見るとこ多すぎ!!!


上記を巡るだけで、もう半日が経過していました。あと4つもエリアあるなんてシンジラレナイ。


お腹が空いたなぁ……と思ったときは「グーチョキパン屋」のパンも良いですが、「ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ」もオススメ!


黄色の外観にネオンが光り、ネコがドタバタと飛び跳ねる看板のテイクアウト専門店。ネコの手の形をしたパンでアツアツの大きなソーセージを挟んだオリジナルホットドッグ「ネコの手ドッグ」の白と黒の2種を提供しています(各種990円)。


ソーセージは愛知の三河豚を使用しているそうで、噛んだ瞬間にパリッと皮がはじけて、ジュワっと肉の味が広がります。パンもバターの香りと味がしてとてもおいしかったです。白と黒で味は変わらないので、お好きな色を選んでみてください♪


この他、フライドポテト、魔女の谷のビールやソフトドリンクが販売されています。


また、パイやキッシュといったヨーロッパらしいオーブン料理を中心に提供するレストラン「空飛ぶオーブン」も。「ミートパイ」や「魔女の谷のシェパーズパイ」をはじめとした伝統的なオーブン料理に加え、愛知らしさを取り入れた「ナポリタンのキッシュ」などジブリパークオリジナルのメニューを楽しむことができます。



■かわいいネコバスに乗ってパーク内を移動しよう!



次は「もののけの里」に行こうと歩みを進めていると、その手前でかわいいバスを発見しました。


そう、ネコバスです!


「魔女の谷」オープンと同時に、『となりのトトロ』に登場する「ネコバス」をイメージした車両がパーク内を走ることも決定しています。


ナンバープレートが「と 10 6(トトロ)」になってる~! 劇中に合わせて文字をひっくりかえして表現しているところもかわいい!


また、ネコバスといえば、やっぱりあのフカフカな座席ですよね。見てみると、フカフカ素材でシートや天井が覆われていました。


座ってみると正直、劇中でサツキが沈んだほどのモフモフ感は皆無です。ですが、手触りはフワッフワ! 雨の日には雨よけのカーテンがかかり、トトロのシルエットが浮かびます。


ちなみにこのネコバスは、「どんどこ森」と「もののけの里」のエリアを結ぶ専用のバスとのこと。片道およそ2キロを10分かけて走り、料金は大人1000円、4歳から小学生の子どもが500円となっています。


■「タタラ場」にカレー味の五平餅が新登場!




「もののけの里」も、「魔女の谷」オープンに合わせて新たなサービスが始まります。


「タタラ場」での五平餅の炭火焼体験に、カレー味が加わることになりました。


お好みでチーズをかけることもできるそうで、せっかくなのでかけてもらうことに。熱でチーズがとけて、絶対おいしいこと間違いなし!


炭火で焼きあげた表面はカリカリに、中はしっとりモチモチ。思った通り絶品だったので、ぜひ気になった方はカレー味を試してみてください。


■最新作『君たちはどう生きるか』など「ジブリの大倉庫」に新オブジェ




「ジブリの大倉庫」には、新たなオブジェが登場。「中央階段」の右手に、ひときわ目を引く「創造の翼」というオブジェが誕生しました。


さらに、宮崎駿監督最新作『君たちはどう生きるか』より、「中央展示室」の屋根には青サギが。近くの屋根にはペリカンが止まっています。「中央階段」の右手では、料理しているインコマンの様子を見ることもできます。


「にせの館長室」のそばにあるエレベーターの1階付近には、『千と千尋の神隠し』に登場する大根の神様・おしらさまが。


せっかくなので千尋目線になってみました。これは怖いわ……。


■時間が足りない!こだわり詰まった展示を是非現地で体験して



時間が……時間が足りなすぎる!


これが今回、私がジブリパークの新エリアを取材しての感想です(笑)。


上記で説明した通り、細部までこだわった展示ばかり。それらを細かくチェックしているとキリがない……でも見たいんだ!と、何度も葛藤させられた1日でした。


そのこだわりを、ぜひこの記事を読んでくださった皆さんにも体験してほしいです。


【ジブリパーク 施設概要】
■所在地
愛知県長久手市茨ケ廻間(いばらがばさま)乙1533-1 愛・地球博記念公園内

■営業時間
平日10:00~17:00、土日曜・休日9:00~17:00

■休園日
火曜(休日の場合は翌平日)、年末年始他 

※「ジブリパーク大さんぽ券」を含むジブリパークの各種チケットは予約制です。ジブリパークの現地ではチケットの販売がありません。
※ジブリパークは通常の営業時、一部を除き、撮影できません。


(C)Studio Ghibli



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