【格安スマホまとめ】話題のNothing Phone (2a)、おサイフケータイ対応の記述が公式サイトに加わる

　主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、おサイフケータイ対応を「調整中」としていたNothing Phone (2a)が、あらためて対応を表明。また、IIJmioはMNPワンストップのサポートを開始する。

デザインだけでなく、コスパも高いNothing Phone (2a) 発売を前におサイフケータイ対応を公式サイトに記述

　背面の透明なガラス素材とLEDストラップによる演出と、デザイン面に注目が集まっているNothing Phone。

デザインだけでなく、コスパも魅力のNothing Phone。ついにおサイフケータイも利用可能になりそうだ

　最新モデルの「Nothing Phone (2a)」では、コスパ面がさらに強化されており、Antutu 10で70万点台のミドルハイのスペックながら、12＋256GBモデルが5万5800円、8＋128GBモデルで4万9800円と価格も非常に魅力的となっている。12＋256GBモデルは3月末から順次発送予定（ただし、記事執筆時点で注文はできず、メールアドレス登録で通知を受け取れる状態。また8＋128GBモデルの発売時期は今後発表予定）。

　Nothing Phone (2a)でもう1点話題になっているのが、日本向けモデルでのFeliCa／おサイフケータイへの対応。ハードウェア的にFeliCaをサポートしていることは確実だったが、実際にFeliCaを用いた各種サービスを利用するにはハードウェア面の対応だけでは不可。同社サイト上では「おサイフケータイ対応については調整中」と記されていた。

こちらは以前の公式サイトでの記述

記事執筆時点で、おサイフケータイ対応があらためてうたわれるようになった

　しかし先週になり、サイト上に「おサイフケータイ 対応」との記述が加わっている。それでもまだ具体的に利用できるサービス名はハッキリしないわけだが（モバイルSuicaなど）、作業が進行していることは間違いなさそうだ。

IIJmioもMNPワンストップに対応 MNP予約番号を取得せずにIIJmioへの転入が可能に

　IIJmioは、同社主力の「ギガプラン」において、3月26日からMNPワンストップに対応することを発表した。

　従来、電話番号をそのままにキャリアを移行するMNPでは、元のキャリアでMNP予約番号を取得し、その後移転先のキャリアで申し込む必要があった。MNPワンストップ方式では、この番号を取得する必要はなくなる。移転先のキャリアでの申し込み途中に移転元のキャリア／サービスを選んで転出手続きをすると、開通後に自動で解約される。

IIJmioもMNPワンストップに対応。主要キャリアからの移行もより簡単になった。なお、MNPワンストップが可能なのはオンラインのみで、店頭での申込時は従来と同様にMNP予約番号が必要になるとのこと

　MNPワンストップは、昨年5月に開始。主要3キャリア（サブブランド、オンライン専用プランを含む）に楽天モバイル、MVNOでは日本通信やmineoなどが対応していた。今後は、イオンモバイル、NUROモバイル、BIGLOBEモバイルなども開始予定となっている。

総務省のサイトから、対応サービス一覧

人気の音声通話付きSIMの料金表（税込）

^{※1：au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある ※2：加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円） ※3：加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円）}