アップル新型「iPad Pro」AI強化のM4チップ搭載か

　アップルが5月7日に発表するとみられている新型iPad Proは、M4チップを搭載する可能性があるという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が4月28日のニュースレターで伝えた。

　同氏によると、新型iPad ProはM3チップを飛ばしてM4チップを搭載する可能性があるそうだ。

　M4チップは今年後半からMacに搭載されるとうわさされてきたプロセッサで、機械学習やAI処理のパフォーマンスを向上させる、アップグレードしたニューラルエンジンを採用している。

　M4チップの搭載により、アップルは次期iPad Proを「アップル初の真のAI搭載デバイス」としてアピールするつもりだという。

　M4チップのiPad Proデビューが事実であれば、過去最短記録となるわずか7ヵ月でのアップルシリコンのアップデートサイクルになる。

　このほか新型iPad Proには有機ELディスプレー、再配置されたFaceTimeフロントカメラが搭載される見込みで、12.9インチの大画面モデルのiPad Air、触覚フィードバック機能を備えた新しいApple Pencil、リデザインされたMagic Keyboardなどの発表も期待されている。

   

筆者紹介：篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。 Twitter：@digimaga ブログ：デジタルマガジン