【格安スマホまとめ】ミドルクラス注目2製品発表！ 「Pixel 8a」＆「Redmi Note 13 Pro＋ 5G」

　主要格安SIMの料金表とともに、格安SIM、SIMフリースマホなどの1週間の動きをまとめてお届けしている本連載。先週は、ミドルクラスの最注目モデルと言ってもいい2製品が発表。グーグルの「Pixel 8a」とシャオミ「Redmi Note 13 Pro＋ 5G」だ。

今回もポップなカラバリがうれしい「Pixel 8」。写真はAloe（アロエ）

Pixel 7aからの進化点は案外少ないが、強力AIは◎ 価格は7万円台前半と円安の影響はあり

　まずはPixelシリーズの廉価モデル「Pixel 8a」から。発売は5月14日で、価格は7万2600円。

　詳しいスペックは別記事（「Pixel 8aの詳細スペックを、8や7a、6aと比較！ ハードの進化は少なめも強力AIを安価で利用可」）を確認いただきたいが、Pixel 7aからのハードウェア的な進化点は上位モデルと同じGoogle Tensor G3を搭載したほかは、ディスプレーのリフレッシュレートが120Hz対応になった程度（7aは90Hz対応）。たとえば、メインカメラのセンサーサイズは1/1.73型と変わらない。

こちらのカラバリはBay

　一方で上位機と同等のSoCを搭載したことで、「Gemini Nano」への対応のほか、「編集マジック」や「ベストテイク」といった機能も利用できる。価格はPixel 7aの発売時と比べると、約1万円アップしたが（その後、7aは価格改定されている）、お手頃なのに強力ソフトウェアによる豊富な機能が使えるPixel Aシリーズならではの魅力は8aでも同じだ。

シャオミ、久々の国内向け強力ミドル機が登場 FeliCaだけでなく、IP68の本格的な防水防塵もサポート

　つづいては、シャオミの「Redmi Note 13 Pro＋ 5G」。同社から国内SIMフリー市場に提供される、高機能ミドルクラス機は2022年の「Redmi Note 11 Pro 5G」以来。5月16日発売で、8GB／256GBのタイプで5万9800円（12GB／512GBモデルは7万4800円）。

au／UQからはさらに安価な「Redmi Note 13 Pro 5G」というモデルが発売されるか、SIMフリー市場向けにはより高性能な「Redmi Note 13 Pro＋ 5G」がリリースされた。カラバリは3色でオーロラパープル、ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト

本体の左右側面は曲面タイプになっている

　ミドルクラスなのにも関わらず、メインカメラに2億画素センサーを採用。さらに、LTPO技術を用いた120Hz対応の6.67型有機EL（1220×2712）、ワンランク上の性能を持つSoC（MediaTek Dimensity 7200 Ultra）、120W急速充電対応、そしてIP68対応の本格的な防水・防塵と機能的に非常に充実。

ミドルクラスなのに2億画素カメラを搭載。色分けのデザインも特徴的

　円安もあってか6万円弱という価格帯にはなったが、大きく向上したスペックを持つ点は、シャオミならではの高コスパ機と言えるだろう。カラバリはオーロラパープル／ミッドナイトブラック／ムーンライトホワイトの3色が用意されている。

ミッドナイトブラックもなかなか魅力たっぷり

人気の音声通話付きSIMの料金表（税込）

^{※1：au網を用いたMVNOのサービスは基本的にいずれも直近3日の通信量が6GBを超えた場合の通信速度の制限がある ※2：加入から7ヵ月無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円） ※3：加入から6ヵ月間無料のキャンペーンで通信量が増量される（以降、月550円）}