高級な「キノコの女王」を手ごろな価格で提供 日本初キヌガサタケ人工栽培成功のキノコメーカーが8/18から青山、新宿の各アグリマルシェで試行
@Press / 2018年8月15日 15時15分
日本唯一の有機JAS菌床キノコ生産メーカー、株式会社ハルカインターナショナル(所在地:岐阜県郡上市和良町横野919、代表取締役:井上 九州男)は、国内で初めて商用人工栽培に成功した「キノコの女王」キヌガサタケを、2018年8月18日から東京都内2か所のアグリマルシェで試行販売します。乾燥品は業務用の輸入高級食材として出回っていますが、フレッシュな状態で一般消費者に販売されるのは初めてです。消費者の反応や評価を集めて、来年からの本格栽培や販売方法に活用します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/163610/LL_img_163610_1.jpg
試行販売するキヌガサタケやキクラゲ
青山ファーマーズマーケット
http://farmersmarkets.jp/
ルミネアグリプロジェクト
https://www.facebook.com/lumineagri/
出店するマルシェは、東京都渋谷区神宮前5丁目の国連大学構内、青山ファーマーズマーケットで、開催日は8月18日、19日から毎週土曜、日曜日。また、新宿区の新宿駅ミライナタワー改札外のルミネアグリマルシェで、8月開催日の18日から26日までの9日間。キヌガサタケのフレッシュ商品は、試行価格として3本入り1パック1,000円(2本、4本入りもあります)で提供します。また、技術革新によって今夏、増産中のキクラゲを、昨年出荷価格の約半額で販売し、高い栄養価や食材としての魅力を紹介していきます。
価格は茶色のアラゲキクラゲを70グラム入りパックで200円、白色のアラゲキクラゲを250円で提供します。キヌガサタケは数量限定のため、売り切れの際は御容赦ください。ネットショップサイトのBASE(ベイス)にも、有機JASきのこ直売店(屋号)を開設し、セット商品を紹介、販売を開始しました。
ハルカインターナショナルでは、キノコ菌自体の特質を生かした自然開放型栽培という独自の生産技術を高めてきました。国内ではこれまで成功例がなかったキヌガサタケの人工栽培についても、キノコ菌の特質を見極めながら、約10年の研究を重ねてきました。
当社では生産の先駆けとなったアガリクスをはじめ、主力商品のシイタケ、キクラゲ、それに霊芝、今回のキヌガサタケなど、生産品すべてが有機JAS認証(認証機関は日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)を獲得しています。できる限り簡易な開放型栽培施設で、農薬、殺虫剤、漂白剤、香料など化学薬剤を一切使わず、キノコ菌が活性化しやすい環境づくりに努めています。
人工栽培に成功したキヌガサタケは、中国では古来、宮廷料理や高級薬膳の希少なキノコとして珍重されてきました。竹林などに自生する生態のため、当社でも栽培の培地に竹の発酵物などを利用してきました。確立した栽培技術は、公的研究機関への技術支援や、放置竹林の活用策の一つとして提案していく予定です。
キヌガサタケの独特の芳香や、その成分や栄養価の活用については、これまでにも研究対象になっていましたが、自然繁殖では、極めて個体数が少なく、地域によっては、絶滅が危惧される生物種でした。このため、今回の人工栽培によって量産化の道筋ができたことで、当社ではフレッシュなキヌガサタケから、エキス生成による化粧品や健康食品、医薬品などへの利用を目指し、商品開発の企画企業との協業も視野に入れています。
また、増産中のキクラゲと、主力商品のシイタケは、いずれも乾燥品として、特に学校給食への供給を図っていきます。キクラゲは国産の量産品がほとんどなく、シイタケについても、詳細な産地表示などトレサビリティを確保した国産品が少ないためです。学校給食ではこれまでの商習慣として、軸を取ったカサの部分だけの干しシイタケが納入されています。当社では、豊富な栄養価がある軸を廃棄することは、食品ロスに配慮する立場にある学校給食の現場に好適ではなく、軸はダシ取りなどにも活用できることをメーカーとしてアピールしていきます。
ハルカインターナショナル
https://www.haruka-int.jp/
青山ファーマーズマーケット
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ルミネアグリプロジェクト
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■会社概要
商号 : 株式会社ハルカインターナショナル
代表者 : 代表取締役 井上 九州男
所在地 : 〒501-4506 岐阜県郡上市和良町横野919
設立 : 1996年3月
事業内容: 有機JAS認証キノコの生産販売
資本金 : 2,000万円
URL : http://www.haruka-int.jp
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プレスリリース提供元:@Press
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