東京下町5区“ものづくり企業”が対象の新製品開発コンテスト　「第14回TASKものづくり大賞」入賞製品が決定

＠Press / 2020年1月17日 9時30分

TASKプロジェクト(※1)推進委員会は、下請け的加工形態で部品製作などを受注している町工場を主な対象とする新製品開発コンテスト『第14回TASKものづくり大賞』を開催いたしました。
“応募総数46点”の中から入賞製品(大賞1点、優秀賞3点、奨励賞6点)を決定し、2020年1月16日(木)に表彰式を行いました。また、今回入賞した製品は、2月5日(水)より開催される「第89回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2020」のTASKプロジェクトブース内(東京ビッグサイト西2-T30-03)にて展示されます。

(※1)台東区・荒川区・足立区・墨田区・葛飾区の5区が共同で行うものづくり産業活性化プロジェクト
HPはこちら(TASKプロジェクト公式サイト)： http://www.task-project.net/

▼大賞受賞製品について
第14回TASKものづくり大賞大賞受賞製品「東京多摩杉のストロー」

ストローは英語でstrawと書きますが、原意は藁(わら)のことです。形状が中空で筒状なので、飲み物を飲むための、まさしくストローとして使われていました。現在はプラスチック製のストローが多く利用されていますが、廃棄後のマイクロプラスチック化による海洋汚染につながることから、生分解性プラスチック製や紙製のものが開発されています。
本製品は、環境汚染の原因とならない材質の本材(間伐材)を薄く切削して得られる突き板(つきいた)を用いたストローです。
このストローの利点は、東京都の森から得られる間伐スギ材を使うことから、間伐による森の適正管理がうながされ、森の水源涵養機能も向上することに繋がります。また、木材加工に伴う地域の産業活性化に繋がります。さらに、廃棄後も環境問題は発生しない利点があります。そのほか、見た目も木目の自然なデザインで心和ませるものがあります。そして木材の触感も人の感性にマッチするので使い心地も良好である利点を有します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/203237/LL_img_203237_1.png
大賞受賞製品東京多摩杉のストロー

・開発企業：株式会社木具定商店／台東区
・販売予定価格：税別 300円
・製品に関するお問い合わせ先：株式会社木具定商店
TEL 03-3844-2502／FAX 03-3841-1108
・Webサイト： http://www.kigusada.info/

▼優秀賞・奨励賞受賞製品について
下記URL(外部リンク：第14回TASKものづくり大賞入賞製品が決定いたしました)よりご覧いただけます。
URL： http://www.task-project.net/newstop/newstop/newsr20116.html

▼TASKものづくり大賞とは
TASK5区(台東区・荒川区・足立区・墨田区・葛飾区)には約9,100もの工場が集積しており、23区全体の4割あまりを占めています。
TASKものづくり大賞は、2006年に創設されて以降、毎年優れた生活提案商品を世に送り出してきました。応募者の多くは部品やユニット品などを下請け的加工形態で受注していた町工場。そういった町工場が東京の先進的生活市場を念頭に置いて新製品を試作開発し、それらを一同に集め、大賞・優秀賞・奨励賞を決定しています。

＜審査＞
大手小売店のバイヤーや大学教授、デザイナー等有識者による専門審査、一般審査員による投票を経て入賞製品を決定します。

＜成果＞
大手小売店等で販売される商品や国内外のメディアで定期的に紹介される製品が、ものづくり大賞から輩出されています。また、入賞企業は、その後のTASKプロジェクトによる支援(※2)の過程で、企業間のネットワークが格段に拡大し、業務形態がより強固なものとなっています。
(※2)東京インターナショナル・ギフト・ショーを始めとする展示会出展、催事出展等の販売促進支援等

▼第89回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2020 出展
会期：2020年2月5日(水)～7日(金)
10:00～18:00(最終日は17:00まで)
場所：東京ビッグサイト
西2-T30-03 TASKプロジェクトブース内

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 プレスリリース提供元：＠Press