三越伊勢丹システム・ソリューションズ、IM Digital Lab、サーバーワークスの3社が、クラウドネイティブな開発手法である、モード2開発基盤のガイドラインを策定
@Press / 2021年1月20日 11時0分
株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:箕輪 康浩、以下:三越伊勢丹システム・ソリューションズ)、株式会社IM Digital Lab(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三部 智英、以下 IMDL)、株式会社サーバーワークス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大石 良、以下 サーバーワークス)の3社は、ビジネスに貢献するITを実現するための「モード2開発基盤ガイドライン」を策定したことをお知らせいたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/243868/LL_img_243868_1.png
サーバーワークス ロゴ
これまでのシステム環境は、安全性とコスト削減に主眼が置かれていました(モード1)。しかしながら、デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中で、これからのシステム環境の構築は仕様書どおりではなく、よりビジネスの成功に直結するために、開発や改善のスピード、利便性を重視する事が重要と言われています(モード2)。
これにより三越伊勢丹グループの情報システム部門を担う三越伊勢丹システム・ソリューションズは、サーバーレスアーキテクチャ、コンテナ、CI/CDといったクラウドネイティブな最先端技術を使い、デプロイも自動化、以前より早いサイクルで開発が可能となります。IMDLは各スペシャリストがテクノロジーを駆使した買い物体験を素早く提供でき、サーバーワークスも9,000以上のアマゾン ウェブ サービス(AWS)プロジェクトで蓄積された知見をガイドラインとしてコンテンツ化することにより、これからDX活用し、モード2へのシフトを検討される情報システム部門の方々のご支援を業界問わず強力に進めることが可能となります。
本取り組みを通じて構築されたモード2基盤は、デジタルサービスとして、三越伊勢丹リモートショッピングなど、複数のサービスとして、すでに実運用を開始しております。
3社は今後ともクラウドを活用したDXを推進し、より多くの実業務に活かしていくことでビジネスを加速していきます。
■株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ 代表取締役社長執行役員 箕輪 康浩のコメント
デジタル化を推進する足かせとなっているサイロ化された密結合システムをいかにモダナイズするか、新たな顧客接点、サービスをいかにスピーディーに開発、提供できるようになれるか、DXを推進するうえでの大きな課題ではありましたが、本取組でその障壁を取り除いていきます。
当社メンバーは従来経験の少ないクラウドネイティブな技術に対し、サーバーワークス社との協業により、着実にスキルを高めることができており、近い将来CCoEとして価値を提供できる企業を目指しています。
■株式会社IM Digital Lab 代表取締役社長 三部 智英のコメント
お客さまの変化に合わせて継続的に試行錯誤を繰り返し、お客さまへの価値を提供し続けることが私たちのミッションと考えており、ミッションを実行するうえでベースとなる基盤があることが必要条件だと考えています。
■株式会社サーバーワークス 代表取締役社長 大石 良のコメント
サーバーワークスはAWS専業のクラウドインテグレーターとして、数多くのITシステムのクラウド化を推進するとともに、標準的なアプローチの定型化、ガイドライン策定に積極的に取り組んでまいりました。
この度3社が共同で発表したガイドラインは、昨今求められている「デジタル化による新しい価値の創造を促すプロセス」を標準化するものであり、モード2システムの開発に求められる一般的なアプローチが網羅されております。その効果は、本プロジェクトを協同で進めた三越伊勢丹グループ自らが実践されていることからも分かるとおり、流通・小売業界の企業にとっては特に有益なものであると自負しております。当社では今後もクラウドを効果的に用いることで、ニューノーマル時代に相応しいITシステムの革新を支援してまいります。
■各社の紹介
<株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズについて>
三越伊勢丹システム・ソリューションズは「ITで世の中に価値を提供できる会社」=「イノベーションを実現する会社」を目指す姿とし、三越伊勢丹グループへのIT基盤、システム開発・保守・運用全般のサービス提供はもちろん、他企業様向けにSCMデータ連携等のサービス事業も展開しています。三越伊勢丹グループに向けた、効率的な店頭・スタッフ業務遂行を実現する安定・安全なモード1システムの最適化から、お客さまへの新たな価値提供に向けたデジタル施策を実現するモード2基盤開発、さらに、スクラムチームで新たなサービスのアジャイル開発にも取り組んでいます。
従来からのモード1技術と新たなモード2技術を掛け合わせて、三越伊勢丹グループのDXに取り組むとともに、その価値ある成功体験をもとに、新時代の百貨店(プラットフォーマー)の一翼を担う1グループ企業として、ITビジネスを展開していきます。
<株式会社IM Digital Lab(アイムデジタルラボ)について>
IM Digital Labは三越伊勢丹のDX(デジタルトランスフォーメーション)を目的として2019年10月に設立されました。小売には、もっと可能性がある。そう心から信じ、アクションを起こすために生まれたのがIM Digital Labです。創業から約350年、三越伊勢丹グループが培ってきた現場の資産に、 テクノロジーやクリエイティビティをかけ合わせる。その先に、新しい買い物体験が生まれる。「仕組みを変えてお買い物を楽しくする」「Boost the Classic」を掲げ、百貨店における各種デジタルサービス(YourFIT365、マッチパレット、三越伊勢丹リモートショッピングアプリ他)の開発等、伝統と信頼をベースにしながら流通業界のデジタル変革をリードする取り組みを進めてまいります。
<株式会社サーバーワークスについて>
サーバーワークスは、「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに掲げ、2008年よりクラウドの導入から最適化までを支援しているAWS専業のクラウドインテグレーターです。
2020年12月末日現在、860社、9,400プロジェクトを超えるAWS導入実績を誇っており、2014年11月よりAPN最上位の「APNプレミアコンサルティングパートナー」に継続して認定されています。
移行や運用、デジタルワークプレース、コンタクトセンターなど多岐にわたって認定を取得し、AWS事業を継続的に拡大させております。
取得認定、実績についての詳細はこちらをご覧ください
https://partners.amazonaws.com/jp/partners/001E000000NaBHzIAN/
※APNは、AWSのエコシステムを支えるシステムインテグレーター(SI)、戦略的コンサルティングファーム、ソリューションプロバイダ、マネージドサービスプロバイダ、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、SaaSベンダー、PaaSベンダー、開発者用ツールベンダー、管理/セキュリティベンダーなどによって構成されております。
*本リリースに記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。
*Amazon、アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、およびAWSは、米国および/またはその他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
*本リリースの情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
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プレスリリース提供元:@Press
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