フジワラ産業、逆転の発想から生まれた究極の超省エネ水処理装置、電力不要の『水圧シリンダー駆動方式 モノレール式汚泥かき寄せ装置』開発

@Press / 2012年10月25日 17時30分

リンク・チェーン駆動方式モノレール式汚泥かき寄せ機(電力駆動)
環境機器・防災機器メーカーのフジワラ産業株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:藤原 充弘、以下 当社)は、下水処理場や浄水場などの水処理場内の処理水の水圧を利用して、かき寄せ羽根(スクレーパ)を搭載した車上機を往復させることにより、沈殿池の汚泥をかき寄せる装置『水圧シリンダー駆動方式 モノレール式汚泥かき寄せ装置』を完成させました。

URL: http://www.fj-i.co.jp/index.htm


電力問題を契機に従来以上に省エネが重要となっている中で、電力を使わずに駆動する本装置は画期的なもので、大きな期待が持たれています。(水処理場の状況で水量や水圧が不足した時は加圧ポンプが必要となりますが、従来方式よりも電気設備および使用電力等のコストが大幅に削減可能です。)


■「汚泥かき寄せ装置」とは
水処理場で生じる、沈澱池の底に沈殿させた汚泥(ドロ)をかき寄せて除去する装置です。
従来は、2列の大きなチェインに軸と歯車を設け、これにかき寄せ用のフライト板を数十枚取り付けて、フライト板を回転させて汚泥をかき寄せる「チェーンフライト方式」が採用されていました。
当社は独自の技術により、沈殿池の底に取り付けたレール上をかき寄せ用スクレーパを搭載した車上機が往復する「モノレール方式」を開発しました。「モノレール方式」は構造がシンプルなため、工期が短く、メンテナンス性・耐震性に優れている等の特徴を持ち、各地の下水処理場や浄水場に普及しています。


■『水圧シリンダー駆動方式 モノレール式汚泥かき寄せ装置』とは
「モノレール式汚泥かき寄せ装置」をさらに進化させ、水処理場で循環している水の圧力を利用して汚泥をかき寄せる、電力不要の独創的な超省エネ方式を開発したものです。
通常はシリンダーの中にピストンがあり、それに連結されたピストンロッドが出入りする構造ですが、この方法だとピストンロッドにゆがみが生じてしまい、うまく作動しません。この問題を解決するために、開発着手後実に10年以上にわたり試行錯誤を繰り返してきました。ある日、シリンダーの小口径をロッドとし、そのロッドの両端を固定してシリンダーチューブを動かせばいいのではないかという逆転の発想を着想し、ロッドなどのゆがみを解消することができ、実用化に成功しました。

沈澱池に溜まった大量の汚泥をかき寄せるには多くの電力が使われています。下水処理場や浄水場は、複雑で巨大な設備の集合体です。汚泥かき寄せ装置は、その一角を占めるにすぎませんが、全国に存在する多くの下水処理場や浄水場を考慮すると、その節電効果は大きなものとなります。
当社は、将来的に、国内において本設備の普及により、省エネ、省コストに一層貢献していく所存です。

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