桐蔭横浜大学とのスポーツ関連脳振盪に関する共同研究において国内1,000名規模のスポーツ競技者のデータ収集を完了
@Press / 2024年3月1日 10時0分
株式会社FOVE(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:唐木 信太郎、以下「FOVE」)と桐蔭横浜大学(本部:神奈川県横浜市、理事長:溝上 慎一)は、昨年7月から開始したスポーツ関連脳振盪と眼球運動に関する共同研究において、目標としていた1,000名規模の国内スポーツ競技者のデータ収集が完了したことをお知らせします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/386140/LL_img_386140_1.jpg
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◆本研究の目的
桐蔭横浜大学スポーツ科学部 大伴 茉奈 特任講師と共同し、FOVEのVRヘッドセットおよび視線追跡技術を活用した頭部外傷スクリーニング評価ツール『NeuroFlex(ニューロフレックス)』を利用し、そこで得られる定量的な眼球運動情報がスポーツ関連脳振盪を評価するためのバイオマーカーとして有効に機能するかについて、国内のプロフェッショナルあるいはアマチュアチームに所属するフルコンタクトスポーツ競技者(ラグビー、アメリカンフットボール、柔道)およそ1,000名を対象に研究を行う。
◆本研究の概要
実施期間 :2023年7月1日~2024年3月31日
研究実施者:研究責任者 大伴 茉奈 特任講師(桐蔭横浜大学)
研究協力 株式会社FOVE, NeuroFlex社
◆頭部外傷スクリーニング評価ツール『NeuroFlex』について
カナダと豪州を拠点とするスタートアップ企業「NeuroFlex」社が開発したVRアプリケーション。VR空間内で眼球の運動機能を定量的に計測し、脳の健康状態を客観的に評価する。カナダMcGill大学名誉教授であり、同社創業者でもあるDr. Mimi Galiannaの30年以上に亘る眼球運動に関する研究を元に同アプリは開発され、FOVEの提供するVRヘッドセットと共に、スポーツ競技者の安全を守る観点で世界各国のスポーツチームやリーグ、大会運営等で広く提供されている。
企業サイト: https://www.neuroflex.io/
◆今後について
今般収集したデータは、2024年度の国内スポーツ関連学会での発表に向けて解析を進めると共に、海外では既に現場レベルで浸透しつつあるスポーツアスリートに対する頭部外傷スクリーニングとしての眼球運動解析の重要性ひいては選手の脳の健康を守る取り組みを、日本国内でもプロフェッショナルやアマチュアを問わず、各チームや大会リーグ等にも広く認識してもらうべく、NeuroFlexサービスの普及を目指してまいります。
◆桐蔭横浜大学 大伴 茉奈氏からのコメント
「今回の共同研究を通じて、アスリートの眼球運動計測に関する知見が示されれば、スポーツ現場での多岐に渡った活用が期待されます。特にスポーツ関連脳振盪に対する安全管理の一つとして眼球運動の計測(評価)が必要であるという認知が日本国内で広がる一助となることを願っています」
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/386140/LL_img_386140_2.jpg
桐蔭横浜大学 大伴 茉奈氏
◆NeuroFlex社CEO Grenville Thynne氏からのコメント
"We are honored to be partnering with Toin Yokohama University and FOVE on this groundbreaking study into Sports Related Concussion in Judo, Rugby and American Football. We all share the same vision, that brain health is of paramount importance. This research will allow us to gain more data and insights into Sports Related Concussion, thereby resulting in better brain health outcomes."
「桐蔭横浜大学、FOVE社と連携して柔道・ラグビー・アメリカンフットボールにおけるスポーツ関連脳振盪に関する画期的な研究を進められることを光栄に思います。私たちは皆、脳の健康がとても重要であるという同じビジョンを共有しています。今回の研究を通じて、スポーツ関連脳振盪に関するより多くのデータと洞察を得ることができ、脳の健康に対して貢献できることを期待しています」
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/386140/LL_img_386140_3.jpg
NeuroFlex社CEO Grenville Thynne氏
◆株式会社FOVEについて
所在地 : 東京都港区北青山2丁目7-26 Landwork青山ビル 518
設立 : 2014年5月
代表取締役社長兼CEO: 唐木 信太郎
事業内容 : VRヘッドセット及び視線追跡技術を利用した
医療機器・ヘルスケア機器開発
VRヘッドセット及び関連ソフトウェアの販売
VRヘッドセット開発及び視線追跡技術活用に関する
コンサルティング及び技術ライセンスの提供
URL : https://fove-inc.com
◆桐蔭横浜大学について
アクティブラーニングの第一人者、溝上 慎一が理事長を務める「桐蔭学園」の設置する私立大学。1988年、横浜市青葉区に開設。2023年度に「スポーツ科学部」「現代教養学環」を新設し、3学部1学環を擁する。特徴であるアクティブラーニングを支える取り組みとして、2022年に「3学期制」を導入し、教員と学生の双方向の対話を重視した授業を展開。2022年に森 朋子学長が新学長に就任し、「学生中心の大学」として学生ひとり一人に寄り添った支援を行っている。
所在地: 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614番地
URL : https://toin.ac.jp/univ/
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プレスリリース提供元:@Press
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