1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

生販在調整・在庫可視化ソリューション「SynCAS PSI Visualizer」、在庫状況が一目で分かる需給バランス表示機能の提供を開始

@Press / 2014年2月6日 16時30分

図1.散布図表示 画面イメージ
 株式会社日立ソリューションズ東日本(本社:宮城県仙台市、取締役社長:森 悦郎)は、製品の在庫推移を、任意のカテゴリー別に可視化し、不適切な水準の在庫品目を一目で判断可能な生販在調整・在庫可視化ソリューション「SynCAS PSI Visualizer」の最新バージョン「SynCAS PSI Visualizer Ver.3.0」の提供を開始しました。Ver.3.0では、散布図表示などの在庫状況が一目で分かる需給バランス表示機能を新たに実装し、需給バランスに問題のある品目を検知し需給調整業務を効率化するための機能を強化しました。

 競合他社との競争、多様化する消費者ニーズや為替変動に伴う調達コストの変化など、急激にビジネス環境が変化する国内の製造・流通業においては、これまでにも増して市場に対して迅速な対応が求められます。その中でも、生産、販売、在庫の状況を可視化し将来を予測する「PSI(Production、Sale、Inventory)」管理の強化は、経営を支える重要な取り組みの一つです。

 「SynCAS PSI Visualizer」は、PSI情報を素早く可視化し、商品毎の傾向を分析して問題在庫を迅速に把握することができます。また将来シミュレーションで、経験に頼りがちな在庫コントロールを「見える」仕組みで強化することが可能になります。
 今回の「SynCAS PSI Visualizer Ver.3.0」では、主機能である時系列の可視化に加え、新たに評価指標を軸とした散布図表示が可能になりました。品目またはカテゴリーの分布が一目で確認でき、需給が不適正な品目の絞り込みが容易に行えます。また、管理区分別評価や変動分析等の機能を実装し、膨大な数の品目の中から需給バランスに問題のある品目を即座に発見することが可能になりました。

 SynCAS PSI Visualizerの特長は次の通りです。

・定番品や新製商品などの在庫を可視化し、異常在庫を早期に検出します。
・事業部カテゴリー→品目カテゴリー→個別品目のように詳細化しながら問題品目の絞込みが可能です。
・複数のカテゴリーを組み合わせて、在庫推移を多角的な視点で確認することができます。
・評価指標を2軸に取った品目散布図により、膨大な品目から様々な切り口で対象品目の絞込みが可能です。
・品目に重要度やフラグを設定することができます。重要度を設定することで重要品目を簡単に抽出でき、また、システムの利用者全体で情報共有することができます。フラグを設定することで、悪化傾向の品目などモニタリングが必要な品目をユーザー毎にマーキングできます。
・在庫日数や生産計画の有無などによる問題品目のフィルタリングが可能です。最終的に問題品目の生販在詳細確認画面へ遷移し、原因追求に利用できます。
・在庫評価指標表示機能により、適正な安全在庫量と現実の安全在庫量の乖離を確認し、現状の安全在庫の妥当性を確認することができます。(特願2010-042162)

 当社は2000年に米国 BFS社の需要予測パッケージ「ForecastPRO」をベースに需要予測ソリューションの展開を開始し、販売計画ソリューションSynCASの製品化、さらに、PSI機能の拡充を図り、2008年に「SynCAS PSIシリーズ」として製品化しました。
 今後は、過剰在庫と欠品を同時に解決し、在庫の適正化を図るべく、あらゆる業種のお客様へ「SynCAS PSI Visualizer Ver.3.0」を中心としたソリューションを提供してまいります。さらに、在庫計画に基づく生産計画スケジューリングの課題に対しても、生産計画システム「SynPIX」を始めとした当社の計画系ソリューションを連携し、お客様の課題を解決する等、これまでの豊富なSCM(サプライチェーンマネジメント)システム導入実績のノウハウを用いて、お客様のニーズに適した、最適なソリューションを提供してまいります。

 なお、「SynCAS PSI Visualizer」の販売計画としましては、今後3年間で6億円を見込んでいます。


■SynCAS PSI Visualizer Ver.3.0の主な機能向上について
(1) 評価軸に対する散布図表示を実現
 これまでは、時系列グラフ表示を中心に可視化していましたが、評価指標をXY軸にとった散布図表示が可能になりました。品目またはカテゴリーの分布が一目で確認でき、需給バランスが不適切な品目の絞り込みが容易に行えます。評価軸は在庫の計画値、実績値、回転率など多様な指標を選択でき、必要に応じて指標の追加が可能です。また、一度指定した軸の設定はブックマークすることで共有が可能になります。散布図上から、サムネイルグラフ一覧や在庫推移グラフに遷移して詳細を確認するという流れがスムーズにでき、需給調整業務をより効率よく進められるようになりました。

(2) 品目やカテゴリーの管理区分設定が可能
 画面上から、散布図上で選択した対象に対し、品目を管理するための任意の区分で分類分けが可能になり、必要に応じて画面上から管理区分の項目を追加や削除ができます。また、散布図上に表示した補助線を基に、領域に属する対象品目に対して一括で管理区分設定もできるため、ABC分析等も容易に行えます。管理区分情報はユーザー全体で共有でき、コミュニケーションの向上も期待できます。

(3) 散布図上での変動分析が可能
 散布図上で指定した商品の過去からの評価軸での変化を表示します。この機能によって、単品単位で時点間の評価値に対する変動状況を確認することが可能になります。散布図で需給バランスが悪い品目が改善方向に向かっているのか否かを確認したり、需給調整を行った対象品目が調整前より改善しているのかを確認することができます。

図1.散布図表示 画面イメージ
http://www.atpress.ne.jp/releases/43032/img_43032_1.jpg


■生販在調整・在庫可視化ソリューション「SynCAS PSI Visualizer」製品紹介ページ
http://www.hitachi-solutions-east.co.jp/products/syncas_psi/index.html


■セミナーのご案内
2014年2月12日(水)、青山ダイヤモンドホールで開催の、「MCFrame Day 2014」(東洋ビジネスエンジニアリング株式会社主催)において、「身近な“Big Data” PSI情報の活用」在庫コントロールの切札 PSI Visualizerをテーマに講演します。講演内容の詳細につきましては、当社Webサイトをご覧下さい。
http://www.hitachi-solutions-east.co.jp/seminar/free_seminar/0212/index.html


■展示会出展のご案内
2014年3月4日(火)~7日(金)、東京ビッグサイトで開催の、第30回流通情報システム総合展「リテールテックJAPAN 2014」において、SynCAS PSI Visualizerをはじめ、需要予測支援システム「ForecastPRO」、販売・発注計画支援システム「SynCAS」を展示します。詳細は、当社Webサイトをご覧下さい。
http://www.hitachi-solutions-east.co.jp/seminar/event/retail/index.html

■関連リンク
・日立ソリューションズ東日本 コーポレートサイト
http://www.hitachi-solutions-east.co.jp/
・セミナー・イベント情報
http://www.hitachi-solutions-east.co.jp/seminar/free_seminar/
・ニュースリリース
http://www.hitachi-solutions-east.co.jp/newsrelease/index.html


■製品に関するお問い合わせ先
株式会社日立ソリューションズ東日本 営業本部
担当 : 山本、半田
所在地: 〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町12-1
電話 : 044-210-1906
E-Mail: hse-info@hitachi-solutions.com

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください