コレクシア、ボーダーズと購買履歴データを用いた広告効果測定領域で提携 実購買から広告価値を分析するプラットフォーム『PARAP』12月16日提供開始
@Press / 2014年12月16日 11時30分
マーケティングサイエンスを専門とするシンクタンクの株式会社コレクシア(本社:東京都新宿区、代表取締役:村山 幹朗)と、マーケティングリサーチにおける消費者パネルやプラットフォームを提供する株式会社ボーダーズ(本社:東京都新宿区、代表取締役:萩野 郁夫)は業務提携し、ボーダーズ社の消費者パネル購買データサービス「SCOOP(※1)」と、コレクシア社の広告価値分析ASP「サードマン(※2)」を用いた、広告調査・広告価値分析プラットフォーム『PARAP(パラップ)』の提供を2014年12月16日より開始しました。
『PARAP』を利用する事で、購買ブランドや購入金額、購入チャネル、曜日、時間など実際の購買場面における軸に沿って、使用した各広告の効果を金額や人数へ換算可能になります。
『PARAP』紹介WEBサイト
http://roi-plus.com/thirdman/parap.html
■消費者個人の購買時の情報に紐付いた、広告調査・分析を実現
『PARAP』は、「SCOOP(※1)」でアンケート調査を実施し回収したデータを、コレクシア社が提供する広告価値分析ASP「サードマン(※2)」で分析します。今回の業務提携により、特定ブランド購買者や特定小売チャネルでの購買客に絞って広告の価値を算出することが可能となります。特に、「特定の小売店の売上に対する広告効果」や「広告の各曜日に対する売上貢献」の様な、Point of Salesでしか取得できない軸に沿った広告効果や費用対効果を詳細に計算できることが最大のメリットであり、広告価値の推定(金額換算や人数換算)の精度が大幅に高まる事を期待できます。
■効果測定に留まらず、「何故か?」「どうするべきなのか?」まで踏み込む仕組みを提供
『PARAP』では、購買履歴と紐付いたデータを収集する際に、消費者心理や態度、動機、印象、その他購買行動全般に対する購買の「原因」を解明する為のデータも同時に取得することが可能です。この利点を活かし、単なる効果測定に留まらず、各広告媒体の強み弱みの診断を行う、購買プロセスを促進する為のドライバーを探索する、媒体配分を最適化するなど、測定結果を基に後のプランニングで広告の価値を高めるメディアインサイトを探る仕組みも提供する事を目指します。また、今後は広告プロモーション領域の分析のみならず、他の4P(※3)への適用を進めていきます。
■【今後の展望】分析結果活用セミナー、ワークショップ、自主調査レポートを順次展開
2015年1月から、広告効果測定のみならず、具体的な広告施策を導くまでのプランニングプロセスに『PARAP』を活用する為のワークショップやセミナーの実施や、『PARAP』を用いた分析結果のダウンロード資料について、公式WEBサイト(※4)上で順次公開致します。ワークショップやセミナーでは、広告価値の高い媒体や施策の実例紹介や、実際の広告媒体や施策の価値を“売上金額”や“ファン数”で算出した結果の紹介、クロスメディア導線設計の成功事例などの分析結果を紹介します。これらの活動を通して、実購買データに基づいて広告価値を知り、マーケティングアカウンタビリティを実現していく為の支援・啓蒙を行ってまいります。
※1 「SCOOP」について
消費者パネル購買データサービス「SCOOP」( https://borders.jp/services/scoop/ )は、iOS/Android対応の家計簿アプリを介し、アンケート会員からお買い物をしたレシート・商品JANコードを収集したデータベースサービスです。レシート情報を収集することで、今までデータベース化が困難だった非JANコード商品(ホットスナックや生鮮など)の購買情報を提供することが可能です。データベースには、実際に購入した商品ブランド、購入金額、購入点数、購入日時、購入チャネル、過去の購入履歴、同時購入商品の購入履歴等が記録されています。
※2 「サードマン」について
マーケティングアカウンタビリティ分析ASP「サードマン」( http://roi-plus.com/thirdman/ )は、広告効果を金額や人数に換算する事ができる分析パッケージで、広告施策や店頭プロモーション由来の売上額・購買客数、ROI(費用対効果)、施策を行わなかった場合の機会損失額などの各種指標を出力します。
※3 4P:マーケティングの4P。Product、Price、Place、Promotionの4つの要素の総称。
※4 『PARAP』紹介WEBサイト http://roi-plus.com/thirdman/parap.html
■株式会社コレクシア 概要
会社名 : 株式会社コレクシア
代表者 : 代表取締役 村山 幹朗
所在地 : 東京都新宿区
設立 : 2011年7月
事業内容: マーケティングサイエンス事業・マーケティングリサーチ事業
・メディア事業
URL : http://www.collexia.co.jp/
■株式会社ボーダーズ 概要
会社名 : 株式会社ボーダーズ
代表者 : 代表取締役 萩野 郁夫
所在地 : 東京都新宿区
設立 : 2006年9月
事業内容: ネットリサーチ事業・マーケティングプラットフォーム事業など
URL : https://borders.jp/
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プレスリリース提供元:@Press
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