ゼンリンデータコムの「混雑統計(R)」事業のIoTサービスに、BIGLOBEが参画~「はたらく車プロジェクト」で約500台の公用車・業務車両をIoT化~
@Press / 2015年9月3日 14時15分
BIGLOBEプレスルーム
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/release/2015/09/150903-a
株式会社ゼンリンデータコム(所在地:東京都港区港南、代表取締役社長:清水 辰彦、以下「ゼンリンデータコム」)が展開する「混雑統計(R)」のIoT(Internet of Things)サービスに、ネットワークパートナーとしてビッグローブ株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役執行役員会長兼社長:中川 勝博、以下「BIGLOBE」)が参画します。
第一弾として、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内 正夫)、ソーシャル・ビッグデータ利活用・基盤技術の委託研究に採択された「はたらく車プロジェクト ~公用車等の徹底活用によるビッグデータ利活用モデルの構築~」(以下、「はたらく車プロジェクト」)に於いて連携を開始しました。
「はたらく車プロジェクト」は、公共性を有し社会に貢献するビッグデータを「ソーシャル・ビッグデータ」と位置付け、その利活用を促進し、様々な社会的課題の解決、新たなサービスの創出等に寄与に取り組むNICTの研究開発プロジェクトの一環として、2014年6月19日に「スマートシティ分野」で採択されました。
自治体の公用車、バス等の公共交通の車両、事業者の業務用車両などに、位置情報等をリアルタイムに取得するセンサーを設置。取得したソーシャル・ビッグデータを積極的に利活用するための技術・サービスを開発。道路などインフラの維持管理の効率化や自治体業務の高度化、市民サービスの向上、都市計画・交通計画などの高度化を図るなど、「ソーシャル・ビッグデータ」を効率的な都市経営の実現や地域課題の解決に活用するプロジェクトです。
公用車等からリアルタイムで取得されたデータを解析する事で、道路の路面性状(凸凹)を観測。定期的に路面の損傷状況を把握する事で、より効率的な道路管理や修繕計画の高度化が期待されています。その他、車両の走行ルート等と自治体保有データとの掛け合わせによる都市計画の高度化など、公用車ビッグデータ活用による「効率的な都市経営の実現」するデータ利活用モデルの構築と、その社会実証を行います。
2014年より、兵庫県加古川市を始めとした複数のフィールドで研究活動を行ってきましたが、今秋より加古川市の400台弱、ほぼ全ての公用車にセンサーを設置し、公用車のIoT化を図ります。また、今後、加古川市以外にもフィールドを拡大し、公用車500台規模での実証活動を進めて行く予定です。
本プロジェクトでは、各種センサーにBIGLOBEが提供するデータSIMを利用するほか、小型専用端末も設置するなど、BIGLOBEが有するIoT端末との連携も行います。
BIGLOBEはMVNO事業者として、「はたらく車プロジェクト」にモバイル通信サービス「BIGLOBE LTE・3G」を提供し、500台の公用車向けセンサーで取得したデータをリアルタイムで「混雑統計(R)」IoTプラットフォームに送信します。また、「IoT端末」としては、Android(TM)を搭載した小型端末「BL-01」を提供し、センサーにより道路の舗装状況や位置情報データ取得を行います。小型IoT端末「BL-01」は、9月下旬より企業向けに開発・検証用として限定販売を開始します。
ゼンリンデータコムとBIGLOBEは、今後も、「はたらく車プロジェクト」のプラットフォームを、他の自治体や民間企業の業務用車両に広げていくよう、活動していきます。
<「はたらく車プロジェクト」>
概要&体制
https://www.atpress.ne.jp/releases/72619/img_72619_1.jpg
スマートシティ分野
https://www.atpress.ne.jp/releases/72619/img_72619_2.jpg
http://www.nict.go.jp/press/2014/06/19-1.html
■「混雑統計(R)」事業について
位置情報を分析/統計処理。「人・モノ・車の流れ」を定量的に把握し、意思決定を支援する位置情報ビッグデータ・ソリューションを展開。
『位置情報による“社会課題の解決”』をヴィジョンとし、独自の「社会活用モデル」により、公益領域を中心に「人・モノ・車の流れ」を可視化する「混雑統計(R)」データのライセンスを行い、公共でのデータ活用のパイオニアとして市場を牽引する。
現在、高精細な地図データを利用した位置情報解析プラットフォームによる「位置情報分析サービス」、各種センサーによるデータ取得、データ分析、活用システムのワンストップ提供を行うIoTサービスの3軸で、位置情報活用に特化した事業展開を行っています。
■会社概要
会社名 :株式会社ゼンリンデータコム( http://www.zenrin-datacom.net/ )
本社 :東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟6階
代表者 :代表取締役社長 清水 辰彦
事業内容:□ネットナビ事業
通信対応ナビを含む情報端末への地図情報および
付加価値情報の提供サービス
□Web-GIS事業
法人に対する地図をベースとした付加価値情報サービス
□拠点案内事業
WEB上での拠点案内サービス、モバイル端末への地図サービス
会社名 :ビッグローブ株式会社( http://www.biglobe.ne.jp/ )
本社 :東京都品川区東品川4-12-4(品川シーサイドパークタワー)
代表者 :代表取締役執行役員会長兼社長 中川 勝博
事業内容:インターネット等のネットワークを利用した情報サービスの提供
および、これに付帯または関連する一切の業務
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
株式会社ゼンリンによる当社株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
PR TIMES / 2024年4月26日 12時45分
-
ローカスブルー株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
PR TIMES / 2024年4月26日 11時0分
-
MEEQ、「2024 Japan IT Week春」にソニーネットワークコミュニケーションズと共同出展
PR TIMES / 2024年4月18日 16時45分
-
ゼンリンデータコムが提供する「人員配置マップ」に [ドア to ドア検索] 機能を追加
共同通信PRワイヤー / 2024年4月16日 14時0分
-
ゼンリンデータコムが提供する「人員配置マップ」に、ジョルダンが保有する「乗換案内Biz API」を活用した [ドアtoドア検索] 機能を追加
PR TIMES / 2024年4月16日 14時0分
ランキング
-
1【解説】円安どこまで進む? 深刻…家計にも影響、為替介入の可能性は
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 20時5分
-
2英郵便局の冤罪事件、会計システム原因の富士通社長「申し訳ない」と謝罪…1月にドラマ化され批判強まる
読売新聞 / 2024年4月25日 23時0分
-
3なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
4米、為替介入に慎重姿勢 財務長官「行うのはまれ」
共同通信 / 2024年4月26日 0時19分
-
5サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください