民間による月面探査を目指す「ハクト」とアイウェアショップ「Zoff」がコーポレートパートナー契約を締結
@Press / 2015年10月22日 10時30分
Googleによる賞金総額3,000万ドルの国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」(以下 GLXP)に挑戦する株式会社ispace(東京オフィス:東京都港区麻布台)が運営する日本初の民間月面探査チーム「HAKUTO(以下 ハクト)」と、メガネブランド「Zoff(ゾフ)」を展開する株式会社インターメスティック(本社:東京都港区北青山、以下 Zoff)は、コーポレートパートナー契約を締結しました。本契約は、ハクトが開発している「月面探査機(ローバー)」と、軽くてタフで“ぐにゃっ”と曲がるメガネ「Zoff SMART」が共に高機能素材「ULTEM(ウルテム)」を採用していることが契機となり実現しました。今後ハクトとZoffは商品やプロジェクトのプロモーションなどで連携し、共に世界初の民間による月面探査を目指すことになります。
「ハクト」: http://team-hakuto.jp
ハクトは、月面に民間開発の無人探査機を着陸させ500m以上走行し、高解像度の動画や静止画データを地球に送信する「GLXPミッション」の達成に向けた月面探査ローバーを開発中で、ローバーの小型・軽量化のために様々な新素材を積極的に取り入れています。ウルテムは、設計の自由度が高いうえ、柔軟性、耐熱性、耐UV性、耐放射線性に優れており、非常に細かい粒子の砂(レゴリス)や岩で覆われた過酷な月面環境でも耐えられる特性を備えているため、採用されました。
Zoffは、メガネユーザーが抱える悩みを払拭する機能性の高いメガネを、誰もが気軽に選べるアイテムとして提供しています。「Zoff SMART」はウルテムの柔軟性を活かした“ぐにゃっ”と曲がる丈夫なメガネで、軽量で長時間かけても疲れづらく、累計販売本数約185万本(15年9月末現在)、お客さま満足度98%のZoffの売上本数歴代No.1の人気商品となっています。
<ウルテムを使用したZoff SMART>
https://www.atpress.ne.jp/releases/78031/img_78031_1.jpg
<ホイールにウルテムを使用したHAKUTOの月面探査ローバー>
https://www.atpress.ne.jp/releases/78031/img_78031_2.jpg
今後Zoffは、全国の店頭や公式サイトなどで展開するツールに月面探査ローバーを登場させハクトの活動と商品特性を訴求していくほか、限定モデルの販売や購入者特典をつけるなど、全国のZoffのお客さまも一体となってハクトの取り組みを応援できる施策も企画していく予定です。宇宙開発分野とアイウェア分野で、未来を見つめ、既成概念を覆すことで、新しい価値観を創造していくハクトとZoffの今後の展開にご期待ください。
・袴田 武史(チーム・ハクト代表)のコメント
「BtoCのブランドがHAKUTOのパートナーになってくれたことで、多くの方にとって宇宙開発がさらに身近になるということが証明されたようで嬉しいです。メガネ業界に革命を起こしたパイオニアからのサポートをとても心強く思います。ハクトも宇宙開発産業のパイオニアとして、パートナーのみなさまと力を合わせて、世界初の民間による月面探査という大きなミッションを実現していきます。」
・上野 博史(インターメスティック専務、クリエイティブ・ディレクター)のコメント
「Zoffは、「HAKUTO」チームの一員として共に月を目指せることを大変うれしく思います。未来を見つめてチャレンジするチームの想いと技術が、38万キロ先の月面を駆ける日が楽しみでなりません。」
【Zoffについて】 http://www.zoff.co.jp
Zoffは、株式会社インターメスティックが展開するメガネブランドです。「お客さまのライフスタイルをメガネを通じて豊かにしていくこと」を理念に、すべての方にご満足いただける機能性の高いメガネを提供しています。
【ハクトについて】 http://team-hakuto.jp
ハクトは、株式会社ispaceが運営する、日本で唯一GLXPに参加するチームです。ベンチャー、大学、そしてプロボノと、様々なバックグラウンドをもった人材が集まり、それぞれの特技を生かし合って月面探査ローバーの開発を行っています。2015 年1月にGLXP中間賞の「モビリティサブシステム」部門を受賞。
【Google Lunar XPRIZEについて】 http://lunar.xprize.org
Googleがスポンサーとなり、XPRIZE財団によって運営される、民間組織による月面無人探査を競う総額3,000万ドルの国際賞金レースです。ミッションは、月面に純民間開発の無人探査機を着陸させ、着陸地点から500m以上走行し、指定された高解像度の動画や静止画データを地球に送信すること。1位のチームには賞金2,000万ドル、2位のチームには賞金500万ドルが与えられます。現在、世界各国から18チームが参加しています。
リリース原本URL: https://www.atpress.ne.jp/releases/78031/att_78031_1.pdf
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プレスリリース提供元:@Press
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